加藤泰浩東京大学大学院工学系研究科研究科長・工学部長/同研究科システム創成学専攻教授

2026年3月11日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 49 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 166 発言)

御質問いただき、ありがとうございます。まさに重要なポイントです。

まず一つは、レアアース泥の本当に優位なところがウラン、トリウムを含まない。それに対して、今まで中国で精錬してきたのはウラン、トリウムまみれなわけですよね。それをやっぱり精錬すると、最後、非常にウラン、トリウム含んだ残渣物が出てしまう。それがレアアース泥の場合全く出ませんので、そこが本当に優位なところであると。

それと、技術的には、レアアースって十七元素の集まりで、その元素を一個一個分けていくという技術がやっぱり非常に、高メタル化とか、いろいろなメタル化技術というところで、元々日本はそういうところは進んでいたわけですけど、中国も今それを、同じ技術を持っていて、そういう点ではレアアース泥も今までの陸上の資源もやること自体は同じなんですね。

余計なものが出ないというのがレアアース泥のいいところで、中国の場合は余計なものが出てしまって、昔は日本も、中国からの鉱石を日本の例えば企業が精錬していたこともありました。そういうときはやはり残渣物の問題というのは常に起こっていて、少なくとも今の日本ではできません。レアアース泥はできます。

ということで、非常に私は優位にやることができるというふうに考えております。

以上です。

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