秋野公造 (公明党)

2026年4月7日・第221回国会 参議院 予算委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 191 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 402 発言)

御質問ありがとうございます。

高額療養費制度につきましては、昨年、衆議院にて修正を行い、そして参議院にて再修正を行い、そして凍結をした案件であります。その背景は、どこまでも患者さんのお声をきちんと受け止めたのかということでありまして、そこができていないということでありますから、憲政史上初となる参議院の再修正を行いまして、そして凍結に至ったものであります。

大きな両院の、衆議院と参議院のこの意図を政府がどのように受け止めてどのように対応したのかということは大変重い事柄でありまして、残念ながら、患者さんのお声は、この一年取り組んでいただいたのかもしれませんけれども、十分に反映をしていただいていないということだろうと思っております。

九回目の議論の中で、一番最後に、お金に関わる、負担に関わるようなお話が出てきて、そこについての意見を申し述べる機会がなかったということを患者の皆様方はおっしゃっておりますけれども、政府の御答弁は、九回に至るまでの八回の議論に患者の御意見を聞いたということで、私たちの質疑と、そして政府の答弁は全く食い違っている状態であるということを指摘せざるを得ません。

そして、多くの同僚議員の皆様方から御指摘がありました、システムができ上がるまでは償還払いをしなくてはならない、現金を確保しないと高額な医療を受けることができないということも、そして、受診抑制はないとおっしゃいますけれども、一千七十億円はそれで組んでいるわけでありまして、受診抑制を期待するような、そんな制度をつくっていいのかということは、昨年の議論を振り返るときに、私は両院の意思を受け止めていないということを申し上げなくてはならないと思っているところであります。

昨年、私自身、再修正案を出させていただきまして、杉尾先生には御質疑をいただきまして、その内容について確認をさせていただきました。自民党の皆様方と昨年再修正案を一緒に出させていただいて、そして凍結に至った重い決断をさせていただいたということは、私は大変重要な事柄だったと思っております。

国民皆保険の一番大切なセーフティーネットであるからこそ、この議論というものは、もう患者さんがそうだねと納得をしていただくところまできちんと、命を守ることでありますので、やっていただくことが重要だろうと考えております。それができていないということを断じざるを得ませんので、今回も凍結ということで御提案をさせていただいている次第であります。

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