公明党の原田大二郎です。
本日は質問の機会をいただき、大変にありがとうございます。私自身は、内科医といたしまして、約二十年診療の現場に従事をしてまいりました。そういった経験も踏まえながら、本日質問をさせていただきたいと思っております。
〔委員長退席、理事長谷川岳君着席〕
昨年の臨時国会で、高次機能障害に関する社会の理解促進や当事者、家族への支援強化を目指す高次脳機能障害者支援法が成立いたしました。公明党も、長年にわたり当事者らの切実な声を聞き、超党派議連、議員連盟の立ち上げを後押しするなど、法整備に尽力をしてまいりました。
お手元にプリントを配付させていただいております。本日は、来月四月一日から施行されるこの法律に関連いたしまして質問をいたします。
高次脳機能障害は、脳卒中や頭部外傷などによる脳損傷により生じる認知機能障害であり、記憶、注意、遂行機能、社会的行動などに影響を及ぼします。しかし、外見からは分かりにくいため、周囲の理解が得られにくく、見えにくい障害であることが大きな特徴です。
その結果、医療の現場では一定の回復が見られても、社会復帰の段階で就労の継続が困難になる、対人関係に支障を来す、家族が支援を抱え込むといった問題が顕在化し、本人のみならず、家族の生活にも大きな影響を与えます。こうした課題に対し、今回初めて包括的な支援を位置付ける法律が成立したことは大きな前進であると評価しております。
一方で、制度をつくること以上に機能させることが重要であり、現場で実際に支援につながる仕組みとすることが重要でございます。その観点から、制度の実効性を高めるための具体的な課題と対応について順次伺います。
本法は、理念法にとどまらず、実際に地域で患者と家族を支える仕組みとして機能することが重要です。特に、医療、福祉、就労支援の連携や自治体の実施体制の整備が鍵になってまいります。その上で、制度運用の初期段階においては、優先順位を明確にし、具体的な取組を進めることが極めて重要です。
本法律の施行に当たっての政府の基本的認識及び今後の施策の方向性について、大臣、お答えください。
267平平戸航太(国民)
今年は、オリンピック、パラリンピック、WBC、そしてサッカーワールドカップなど世界的なスポーツイベントが開催される年、いいチャンスだと思います。スポーツ基盤への国の積極的な関与をお願いして、質疑を終わらせていただきます。
ありがとうございました。
この発言のページ
268
藤川政人(自民)
以上で牛田茉友さん及び平戸航太君の質疑は終了いたしました。(拍手)
─────────────
この発言のページ
269
藤川政人(自民)
次に、原田大二郎君の質疑を行います。原田大二郎君。
この発言のページ
- (上の発言)
270原原田大二郎(公明)
公明党の原田大二郎です。
本日は質問の機会をいただき、大変にありがとうございます。私自身は、内科医といたしまして、約二十年診療の現場に従事をしてまいりました。そういった経験も踏まえながら、本日質問をさせていただきたいと思っております。
〔委員長退席、理事長谷川岳君着席〕
昨年の臨時国会で、高次機能障害に関する社会の理解促進や当事者、家族への支援強化を目指す高次脳機能障害者支援法が成立いたしました。公明党も、長年にわたり当事者らの切実な声を聞き、超党派議連、議員連盟の立ち上げを後押しするなど、法整備に尽力をしてまいりました。
お手元にプリントを配付させていただいております。本日は、来月四月一日から施行されるこの法律に関連いたしまして質問をいたします。
高次脳機能障害は、脳卒中や頭部外傷などによる脳損傷により生じる認知機能障害であり、記憶、注意、遂行機能、社会的行動などに影響を及ぼします。しかし、外見からは分かりにくいため、周囲の理解が得られにくく、見えにくい障害であることが大きな特徴です。
その結果、医療の現場では一定の回復が見られても、社会復帰の段階で就労の継続が困難になる、対人関係に支障を来す、家族が支援を抱え込むといった問題が顕在化し、本人のみならず、家族の生活にも大きな影響を与えます。こうした課題に対し、今回初めて包括的な支援を位置付ける法律が成立したことは大きな前進であると評価しております。
一方で、制度をつくること以上に機能させることが重要であり、現場で実際に支援につながる仕組みとすることが重要でございます。その観点から、制度の実効性を高めるための具体的な課題と対応について順次伺います。
本法は、理念法にとどまらず、実際に地域で患者と家族を支える仕組みとして機能することが重要です。特に、医療、福祉、就労支援の連携や自治体の実施体制の整備が鍵になってまいります。その上で、制度運用の初期段階においては、優先順位を明確にし、具体的な取組を進めることが極めて重要です。
本法律の施行に当たっての政府の基本的認識及び今後の施策の方向性について、大臣、お答えください。
271
上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
高次脳機能障害は、外形上判断しづらく、その特性の理解も進んでいないなどの理由で、患者やあるいは家族、適切な支援を受けることができずに日常生活や社会生活に困難を抱えていらっしゃる、そうした指摘がございました。そうした課題を受けまして、まさに、公明党の皆様を始め、超党派の議員連盟の皆さんが中心になってこの立法につながったわけでございます。
そのため、本年四月からこの法律が施行されることになりますが、それを踏まえまして、高次脳機能障害に対する国民の理解を深めること、また、どの地域でも切れ目なく支援が受けられるよう、各地域における高次脳機能障害者支援センターや…
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272原原田大二郎(公明)
ありがとうございます。重要な御認識を示していただきました。
政策の出発点は正確な実態把握にあります。現在示されています約二十三万人という推計については、長期間更新されていないことから、医療現場では実態との乖離を指摘する声もあります。特に、診断に至っていない潜在的な患者や社会復帰後に問題が顕在化するケースが十分に捉えられていない可能性も考えられます。また、高次脳機能障害は、患者数だけではなく、就労の状況、日常生活への影響、家族の介護負担、地域ごとの支援体制の差といった側面を含めて把握することが不可欠です。
高次脳機能障害の患者数推計の考え方及び今後の実…
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273野野村知司厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長
お答えを申し上げます。
御指摘の高次脳機能障害者の患者数でございますけれども、こちらは、令和六年五月に公表いたしました生活のしづらさなどに関する調査というものでこの推計値をお示しをしているところでございます。その推計では、令和四年の十二月時点ということで推計をした数字として二十三万人をお示しをしております。この調査でございますけど、在宅の障害児、障害者の方々を対象としたもので、これまで高次脳機能障害として診断されたことがあると回答された方の割合からこの推計値を算出しているものでございます。
今後でございますけれども、今後のこの高次脳機能障害者の実態把…
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