保険料負担が引き下がることは目指していただきたいですけれども、本当に現役の皆さん喜ぶんですかねと思うわけですよ。もしものときのことが変わらないんだったらともかく、もしものときの負担が三八%も平均で上がって、それで年間千四百円ですか。どっちがいいですかということになると思います。
ちなみに、資料の三の⑧を御覧いただければと思いますけれども、右側の高額療養費と国民医療費の推移というところの、対GDP比が書いてあるんですけれども、下の赤いグラフ、高額療養費の対GDP比はほとんど変わっていないわけです。医療費がすごく伸びて高額療養費制度の維持のためには大変だという現状は十分理解しますけれども、GDP比で見たらそんなに大した動きではありませんね。
というところで、ただ、これを医療保険制度の中でやろうとすると、もうこれ以上、国民も保険料負担もなかなか厳しい。だけれども、それを、高額療養費制度を入れても賄うことができないということであれば、私は、ここは国費をしっかり投入して、日本人が必要とする医療水準を国が保障できるようにしていくべきではないかと思いますけれども、御見解伺います。
84間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
今回の高額療養費制度の見直しは、高齢化や高額薬剤の普及などにより高額療養費が増加する中で、持続可能性の確保とそれから長期療養者や低所得者へのセーフティーネット機能の強化の両立を目指しているものでございます。
今お尋ねの保険料軽減効果でございますけれども、高額療養費制度の見直しによる、全てのその制度改正を行った場合の保険料への影響については、加入している保険者によって異なるものの、加入者一人当たりの平均額を機械的に算出いたしますと、一年当たり約千四百円の減少と見込んでございます。
そして、上限の見直しの関係でございますけれども、こ…
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85
高木真理(立憲)
これやっぱり、一年間で保険料、現役の皆さん下がっても、年で千四百円、月で百十六円ぐらい。これ下がって、大きな病気になったときには破滅的支出になるかもしれない制度でいいのかと思うんですけれども、受け止めいかがですか、厚労大臣。
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86
上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
今回の高額療養費の見直しは、先ほども答弁ありましたが、医療費の伸びに応じた見直しあるいは所得に応じた負担、その徹底を図るとともに、年間上限の創設であったり年収二百万未満の方の多数回該当の引下げ、もう言わずもがなでございますが、そうした経済的負担にも配慮したものでございます。
確かに、今回の見直しによる保険料への影響、これ加入している保険者によって異なります。これを機械的に算出いたしますと、先ほど答弁がありましたとおり、平均で加入者一人当たり年額で約千四百円ということになります。ただ、これ是非御理解をいただきたいんですが、一般的に数千億円規模の改革を実施…
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- (上の発言)
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高木真理(立憲)
保険料負担が引き下がることは目指していただきたいですけれども、本当に現役の皆さん喜ぶんですかねと思うわけですよ。もしものときのことが変わらないんだったらともかく、もしものときの負担が三八%も平均で上がって、それで年間千四百円ですか。どっちがいいですかということになると思います。
ちなみに、資料の三の⑧を御覧いただければと思いますけれども、右側の高額療養費と国民医療費の推移というところの、対GDP比が書いてあるんですけれども、下の赤いグラフ、高額療養費の対GDP比はほとんど変わっていないわけです。医療費がすごく伸びて高額療養費制度の維持のためには大変だという現状は十分理解しますけれども、GDP比で見たらそんなに大した動きではありませんね。
というところで、ただ、これを医療保険制度の中でやろうとすると、もうこれ以上、国民も保険料負担もなかなか厳しい。だけれども、それを、高額療養費制度を入れても賄うことができないということであれば、私は、ここは国費をしっかり投入して、日本人が必要とする医療水準を国が保障できるようにしていくべきではないかと思いますけれども、御見解伺います。
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
まず、医療保険制度の改革、これは、しっかりとした制度を将来世代に引き継いでいくためには、先ほど来御指摘をいただいておりますが、現役世代を中心にして保険料負担をできる限り抑制をする観点、これは大事だと考えています。
そうしたことからも、今回の改正、一連の改革の中におきましては、OTC類似薬の保険給付の見直しや、あるいは後期高齢者の金融所得の反映なども盛り込まさせていただいているところであります。
公費を用いてという御指摘でございますが、御案内のとおりでございますが、今の医療保険制度につきましては、後期高齢者医療制度、あるいは国保、また協会けんぽの一部、…
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高木真理(立憲)
まさに、制度全体の中でこの高額療養費にしっかり入れた方がいいんじゃないんですかということを申し上げておりますが、いかがですか。
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上野賢一郎(自民)厚生労働大臣
様々な方策があろうかと思います。医療制度全体で、今、公費でどれだけ負担をするか、税金でどれだけ賄うかということは、今、ルール化されているところでございます。
そうしたことを、医療制度全体につきましてはやはりこれからも不断の見直しというのは必要ではあろうかと思いますけれども、制度全体の設計の中で、繰り返しになって恐縮ではございますが、そうした議論も必要かと考えています。
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