山谷えり子 (自由民主党)

2026年3月16日・第221回国会 参議院 予算委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 455 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 531 発言)

ありがとうございます。

旧氏の使用に関することについて総理にお伺いいたします。

日本では、婚姻後、夫又は妻の氏を一つに定めるとなっています。働く女性も増えて、社会生活で不便、不利益を感じることもあることから、政府は長く旧氏の通称使用拡大に取り組んできました。

そして、さらに、この度、三月十三日の閣議決定で、結婚した人の旧姓の単記記載、単独記載の法制化に検討をということで、旧氏の単記も可能とする法制化を含めた基盤整備の検討を明記しました。法的効力を与えて旧氏の使用を後押しするということです。

総理は、既に、戸籍法、民法は変えず、住民基本台帳を基本とする考えを示されてもいます。これまで通知、運用で改善してきて、既に住民票、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、印鑑登録など、公的書類に旧氏の併記は可能になっています。

私は、小川という人と結婚いたしまして、戸籍上は小川惠里子です。パスポートやマイナンバーカードは小川(山谷)惠里子と併記になっています。仕事上は山谷えり子で、例えば子供のPTAの会長は小川惠里子でやりました。

総理は、厳格な本人確認に用いられる書類、例えば免許証、パスポート、マイナンバーカードなどには併記を求める検討が必要、また、単記による新しいリスクは考慮すると衆議院予算委員会で答弁されましたが、一部では、なぜか実質夫婦別姓を選択したとの誤解が広まっています。我が国の社会システム全般に影響が出ます。精緻な検討、政府横断的な調整が必要です。業界の声も聞いていかなければなりません。

例えば、納税手続は、不動産取得の場合はどうなるのか、国家資格、医師免許、美容師さんなどは単記か併記か、どう使うかなどなど、単記の範囲、効果についての考え方、これから検討していくということでありますが、もう少し、何というか、方向性、あるいは社会生活、国民の間で混乱が生じないような進め方について御説明をいただければ有り難いです。

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