国民民主党・新緑風会の小林さやかです。
無辜の人は罰せられてはならないという共通の思いの下に、本日まで議論を重ねてまいりました。戦後置き去りにされた運用任せの部分が大きかったこの再審を制度化すると、その思いが一つだったはずです。ただしかし、やはりこのままではどうしても課題が大きくて、結局現状と変わらない、むしろ後退しかねないその部分があって、それをみすみす見逃すということはやはり立法府の責任としてどうしてもできない、その思いでいっぱいです。
こうして国会で議論できる時間もあと僅かになってしまいました。今日は二点に絞って質問いたしますので、どうか大臣、お心あるお答えをお願いいたします。
大臣、最後、ここだけ確認させていただきたいんです。証拠の開示です。
再審請求理由となる新証拠をまず出さないと、再審は始まらないんです。でも、そのための最初のスイッチを押すことができるんだろうかと、結局この点に戻ってまいります。これまでの御答弁、証拠の提出命令は再審請求理由となる新証拠との関連性は問うけれども、その関連性はとても広範だから大丈夫、さっきもそういう御答弁ありました。それに、関連性問わない幅広い証拠の開示も、開示の勧告も、従来の運用どおり行うから大丈夫だと、そういう御説明でした。
ただしかし、原点に立ち返ると、もうその運用では問題があったから、運用では担当する裁判官や検察官の属人性で対応がまちまちになるから、だから、そもそも私たちは今回再審法の再整備を志したのではないんでしょうか。
大臣、本当にこの幅広い証拠の開示の勧告、そして任意と付いていることが大変私は、課題がありますけれども、検察官による証拠の開示、これが、これによって出てくる証拠は変わらないとお約束していただけますでしょうか。検察官は証拠の出し惜しみをしませんか。どうか後退しないということを明確に言い切っていただけないでしょうか。
30遠遠藤剛警察庁長官官房審議官
お答えいたします。
捜査資料、証拠品、物件につきましては、必要なものを送致しておりますけれども、検察官と平素から緊密に連携をするように努めております。
また、処分することに関しましても、必要に応じて、検察官に対しまして判断にそごがないことを確認して、その上で還付や廃棄等をするようにいたしておりますが、引き続き、検察官による公判の遂行等の権限行使、適切になされますよう、検察官と連携しながら適切に対応していきたいと、このように考えております。
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31
伊藤孝江(公明)
時間になっておりますので、おまとめください。
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泉房穂(立憲)
もう最後に一言。
袴田ひで子さんは、参考人のときにこのようにも言っておられます。神様が作った法律ではございません、人間が作った法律なんです。その法律を作るのは国会議員の皆さんです。まさに立法府が責任を持って冤罪の被害者を救えるような法整備をしていく、これは私たちの務めだと思います。
今日、この後、修正案を提出する予定です。いろいろお立場もあろうかと思いますが、冤罪被害者の救済という観点から、是非修正案への御賛同を呼びかけて、私の質問を終わりたいと思います。
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- (上の発言)
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小林さやか(国民)
国民民主党・新緑風会の小林さやかです。
無辜の人は罰せられてはならないという共通の思いの下に、本日まで議論を重ねてまいりました。戦後置き去りにされた運用任せの部分が大きかったこの再審を制度化すると、その思いが一つだったはずです。ただしかし、やはりこのままではどうしても課題が大きくて、結局現状と変わらない、むしろ後退しかねないその部分があって、それをみすみす見逃すということはやはり立法府の責任としてどうしてもできない、その思いでいっぱいです。
こうして国会で議論できる時間もあと僅かになってしまいました。今日は二点に絞って質問いたしますので、どうか大臣、お心あるお答えをお願いいたします。
大臣、最後、ここだけ確認させていただきたいんです。証拠の開示です。
再審請求理由となる新証拠をまず出さないと、再審は始まらないんです。でも、そのための最初のスイッチを押すことができるんだろうかと、結局この点に戻ってまいります。これまでの御答弁、証拠の提出命令は再審請求理由となる新証拠との関連性は問うけれども、その関連性はとても広範だから大丈夫、さっきもそういう御答弁ありました。それに、関連性問わない幅広い証拠の開示も、開示の勧告も、従来の運用どおり行うから大丈夫だと、そういう御説明でした。
ただしかし、原点に立ち返ると、もうその運用では問題があったから、運用では担当する裁判官や検察官の属人性で対応がまちまちになるから、だから、そもそも私たちは今回再審法の再整備を志したのではないんでしょうか。
大臣、本当にこの幅広い証拠の開示の勧告、そして任意と付いていることが大変私は、課題がありますけれども、検察官による証拠の開示、これが、これによって出てくる証拠は変わらないとお約束していただけますでしょうか。検察官は証拠の出し惜しみをしませんか。どうか後退しないということを明確に言い切っていただけないでしょうか。
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平口洋(自民)法務大臣
一般論として現在の実務運用について申し上げますと、再審請求審において、検察官は、裁判所が再審開始事由の存否を判断するために必要と認められるか否か、また、関係者の名誉やプライバシーを害するといった弊害があるか否か等の点を勘案しつつ、裁判所の意向も踏まえて、裁判所への証拠の提出や弁護人への証拠の開示に対応しているものと承知をしております。
こうした従来の実務運用、すなわち裁判所による証拠の提出、開示の勧告、検察官による任意での証拠の提出、開示といった運用は、本法律案における証拠の提出命令制度の新設により否定されるものではなく、衆議院における修正で加えられた…
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小林さやか(国民)
後退しない、これまで以上に、今日、このお言葉、議事録にしっかりと残させていただきますので、皆様必ずそのようにしていただきたいと思いますが、この問題考える上で、先日発表されました福井女子中学生殺人事件の検証結果、見過ごすことはできません。
この報告書を公開するまで、多くの先人の御尽力の結果、やっとこうして、ぎりぎり再審の蓋が、再審の議論の蓋が閉まる前に出てきたと。この報告書が世に出ることで、今、私たちがこうやって検証できるということがいかに大切かということを強調したいと思います。
「夜のヒットスタジオ」の放映日の食い違い、通常審から認識されていたという…
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36佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
個々の検察官においてそのような判断をしたということの理由につきましては追加調査報告書の中でもろもろ記載しているわけでございまして、その当時、証拠の評価、判断につきましてそれぞれの判断があったと、ここでは逐一述べませんけれども、そのような報告書の記載になっているというふうに考えております。
その上で、今、その調査報告におきましては、是正がなされないまま訴訟遂行が行われたことにつきまして一貫して反省すべきであるといった結論になっているということでございます。
その背景は何だということでありますけれども、これ、済みません、調査報告の中…
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