仁比聡平 (日本共産党)

2026年6月9日・第221回国会 参議院 法務委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 105 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 130 発言)

そこで、厚労省にお尋ねをしたいと思うんですけれども、この意向の尊重と意思決定の支援ということについては既に、例えば厚労省の認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定ガイドライン、私は第二版というのを拝見しましたけれども、を始めとして、やっぱり認知症という症状の知見、あるいはこれをめぐる社会的な環境の変化、あるいは医療や福祉の現場での実践などの中で捉え方というのはやっぱりどんどん進歩していると思うんですよね。

お手元に、重度の障害のある娘さんとの日常的な意思確認やコミュニケーションについての取組を全国障害者問題研究会の「みんなのねがい」という今年四月の、四月号の雑誌からお配りをしているんですけれども、三段目のところにあるように、発達相談の先生が小さな表出を尊重し、意味付けし、返してくれたと。相手が自分を尊重し、向き合ってくれていることをしっかり感じ取り、そういう相手には、物すごく誠実に真面目に自分の最大の力を振り絞って応えようとするんだと母親は感動したと。可奈ちゃんっていうんですけど、可奈にとったら、自分の思いを無視され、人にされるがままなのは嫌。何をされるのか、させられるのか、分からないままやらされるのは恐怖でしかないと。だから、やってあげる、やってもらうだけではない双方向のやり取り、双方が主体であり共感し合う関係になってくると生活は楽しくなってきますというふうに書かれているんですけれども。

こうした日常的なサインや取組、やり取りの中で本人の意思というのは存在するし、これを読み取って、お互い人格を尊重し合って関係を築いていくということが意思決定の支援ということの在り方にとってとても重要だと思うんですが、いかがでしょうか。

前後のやりとり

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