金光敏大阪常磐会大学兼任講師/社会教育士

2026年5月21日・第221回国会 参議院 法務委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 77 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 96 発言)

私が今回の法案改正、改定に伴ってすごく印象を受けたのは、上げた分をどこに使うのかというのがやっぱり不明確だというところでした。

私、入管の手数料引上げについても、はなから全然もう反対だというわけでは実はなくて、必要なところは上げる部分はあるかというふうに思うんです。

私、仕事柄、大阪の住之江区にある入管によく運びますけれども、入管の窓口は物すごい人がいっぱいで、入管の職員の皆さんはもう、四時半に申込み締切りですけれども、それでは到底業務が終えられなくて、七時半、八時ぐらいまで、待合室で処理が終わるのを待っている方々の応対をしているんですね。入管の職員の皆さんって本当に一生懸命やってはるし、昔は無愛想やなんていうふうに言われましたけど、今、すごく本当に丁寧に対応してくれてはるんです。

そういう実態を見ると、例えばその手数料を引き上げた分を、入管の職員の増員であったりだとか、あるいは窓口の増設であったりとか、そこから換算してこれぐらいの財源が必要だから上げるというふうな議論であるならば、議論は深めるべきだというふうに思うんですが、今のところ、どこにどう使われるのか分からないと。

それから、高校無償化の財源にも使うという話が出ていましたけれども、例えば、二〇二六年度から、高校無償化に当たっては、家族滞在の子供たち、一部は適用されるんですが、日本に定住性が低いと見られている子供たちは無償化の対象から除かれているんですね。ですから、在留外国人の子供たちの現実を見ても、子育ての現実を見ても、負担がずっと雪だるま式に広がっていっていると。

こういう状況の中で、何をもって共生って言うんやろうというふうにすごく残念に思っているといいますか、本当どこかのタイミングで見直ししてもらえないかなというふうに考えています。

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