堤良行法務省大臣官房審議官

2026年4月21日・第221回国会 参議院 法務委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 96 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 153 発言)

お答えいたします。

法務省は、法の支配や基本的人権の尊重といった価値を世界各国に浸透させていく取組である司法外交を展開しております。令和五年五月の広島サミットにおきましてウクライナの法制度改革の支援が宣言されたこと、ウクライナにおける汚職対策は同国の復興に際して資源を公平、公正、透明に活用する上で不可欠であり、またウクライナのEU加盟に向けた重要課題であるとされていること等を踏まえまして、法務省は、司法外交を推進するため、令和五年七月、G7司法大臣会合において、ウクライナの汚職対策の取組を支援するためのウクライナ汚職タスクフォースの設置を提案し、G7各国の同会合参加者の賛同を得たものでございます。

法務省によるウクライナの汚職対策への支援の取組といたしまして、まず、法務省は、ウクライナ汚職タスクフォースの事務局を務め、これまで四回にわたり会合を開催して、各国、国際機関による支援状況やウクライナ側の支援のニーズ等について情報共有を行ってまいりました。また、法務総合研究所国際協力部におきましては、ウクライナに対し日本の科学捜査を含む汚職捜査や公判の知見を提供する研修を実施しているほか、法務省が運営する国連アジア極東犯罪防止研修所におきましては、汚職防止に関する国際研修を実施し、ウクライナからの参加者を受け入れるとともに、国連薬物犯罪事務所と連携して汚職事件に係る財務捜査に関する研修を実施するなどしております。

先ほどちょっとタスクフォースの名称を言い間違えました。ウクライナ汚職対策タスクフォースが正しいです。訂正させていただきます。

また、法務省としてウクライナに職員を常駐する形での派遣は行っておりません。

最後、予算になりますけれども、汚職対策支援を含む法務省によるウクライナ支援の予算といたしまして、今年度は、ウクライナ汚職タスクフォースの経費として約二千二百五十万円、法制度整備支援充実強化経費として約一千八百万円が計上されているところでございます。

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