松本洋平 (自由民主党)文部科学大臣

2026年6月16日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 78 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 124 発言)

音楽を始めとするコンテンツ産業は、我が国の基幹産業であります。これを支える多様なジャンルにおける若手クリエーターの育成支援、日本のコンテンツの海外展開を図ることは大変重要だと考えているところであります。

政府においては、戦略分野の一つにコンテンツを位置付けているところでありますが、文部科学省におきましては、御紹介いただきましたように、クリエイター支援基金として累計三百三十億円を措置するとともに、四月の末、私の下で取りまとめました、高校から大学・大学院等を通した人材育成システム改革ビジョンにもコンテンツ振興を担う人材の育成や裾野拡大を盛り込み、支援を強化することとしているところであります。また、今御審議いただいております本法律案によりまして、実演家等へ望ましい対価還元を図りまして、我が国の音楽やアーティストの海外展開の一層の促進につながることと考えております。

私自身、先日、大臣室にアーティストの方、音楽関係者の方にお越しをいただきまして、その御期待を直接伺ったところでありまして、こうした思いをしっかりと受け止めまして、本制度の導入を着実に進めるとともに、関係省庁、団体等と連携をいたしまして、音楽を始めとする多様なジャンルにおける若手クリエーターの育成支援、日本のコンテンツの海外展開を積極的に推進をしてまいりたいと考えておりますが、やっぱり若手の実際のその実演家の方たちとお話をさせていただいて強く思うことは、やっぱり昔は、昔、このデジタル技術がここまで進んでいない時代は、そうしたアーティストが海外に出ていくというのは物すごい大変なことだったと思いますけれども、今は非常にそこのハードルというものが下がって、いい楽曲というものができ上がると、もう瞬時に世界全体に爆発的に広がっていってというようなこともあるんだろうと思っております。

そういう意味では、そうしたアーティストの方たちが海外に進出をするためのハードルというものは下がっている一方で、その適切な対価をしっかりと受け取ることができるのかどうかということが、ある意味においては今まで以上にすごく重要になってきている時代にも入ってきているのではないかと、私自身、大変、アーティストの皆さん、音楽関係者の皆さんともお話を聞きながら大変強く思ったところでもあります。

そういう意味においても、今回の法改正をきっかけにいたしまして、是非、我々といたしまして、人材育成、そしてそうしたクリエーターの支援、それも今委員がおっしゃられたように、既に競争力を持っている人だけではなくて、やっぱり若手だったりいろんなジャンルの人たちにしっかりとそれらを享受をしてもらうということが大変大事なことだというふうに承知をしているところでもあります。

国といたしましても、政府全体としての取組に加えまして、我々文部科学省としてもこうした取組を進めていくことによって協力をし、是非、こうしたアーティストの海外展開、進出というものも是非サポートをしていきたい、そのように考えております。

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