下野六太 (公明党)

2026年6月11日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 75 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

ありがとうございます。

大臣からは、答弁の中で複数回にわたって、独立行政法人の青少年教育振興機構、全国二十八ある施設の有効性、しっかり使っていきたいというような答弁を何度もいただきまして、私も実際その現場に行って、子供たちが一体この体験を受けたらどういう気持ちになるだろうかというところまで実際に自分がやってみて、子供たちへのやはり環境を整えていくということを責任持ってやはりこれからやっていかねばならないと思っていますので、引き続きどうかよろしくお願いしたいと思います。

オーストラリアの規制が実効性に乏しいように、日本で仮に法律を作ったとしても、やはりこれは同様に実効性に乏しいことにしかならないのではないかと私は考えています。そうであるならば、リアルな直接体験を充実させていくことこそが最重要になると考えておりまして、私は五つ提案をさせていただきたいと思います。

一つ、文化。二つ目、芸術。三つ目、スポーツ。四つ目、読書。五つが遊び。これら五分野、この五分野の直接体験を充実させていくことを提案をさせていただければと思っています。

文化は、博物館や美術館を始めとする文化を感じることができる、そういう環境を整える。

芸術は、音楽、バレエ、演劇、伝統芸能を始め様々な機会に触れるということ。

スポーツは、自分自身がプレーをするプレーヤーであり、また応援をする、鑑賞するというようなことも含めてスポーツ。

読書は、様々な分野での書籍に親しむ、これ新聞も含めたいと思います、読み物は全て含めていきたいと思います、によって豊かな心を培うことに資するようにしていくという環境を整える。

遊びに対しては、これ大臣、一番ちょっと力入れて申し上げたいんですけど、社会は、遊びに対する価値観が日本の社会は全体的に低いように思います。なぜならば、遊んでばかりいないでもっと仕事しなさいとか、遊んでばかりいないで勉強したらというような、そういうことが今でもいろんなところで聞こえてくるような、そういうふうな状況ではありますけれども、この遊びの価値にもう一度気が付くべきではないかと思っています。インドアでの遊び、アウトドアでの遊び、様々な形での遊びを体験させていくべきではないかと考えています。

この遊びがなぜ重要であるのか、それは遊びによって人間により良く生きていく上での必要な力が育っていくからではないかと考えているからです。子供は遊びを通じて社会性や責任感を学びます。遊びは単なる暇潰しではありません。子供にとって遊びは成長そのものであり、学びだと思っております。

遊びの中で育つ力。一つ、自分で考える力。二つ、人と関わる力。三つ、挑戦する力。四つ、感性や想像力が磨かれます。五つ、PDCAサイクルが自然と身に付くものではないかと考えています。

このPDCAサイクルについては、一例を挙げさせていただくならば、例えば、これから夏休みに向かっていく中で、私たちは小さい頃からよくやっていましたけど、虫捕りですね。クワガタムシとかカブトムシをよく捕りに昆虫採集に行っていました。まずは情報収集ですね、いつどこに行くという計画を立てるプランですね。実際に早起きをして行くというドゥーですね。そして、成果が、どのぐらい捕れた、狙っていたものが捕れたかどうかという評価。そして、やはり、木の種類を間違えたとか、よく捕れなかったとか、そういうアクション、改善ですね。P、D、C、A、このPDCAサイクルが子供たちが遊びの中で自然に身に付いていく、そうして発達段階を経て私たちは大人になってきたのではないだろうかと、こんなふうに考えているんですね。そう考えると、単なる遊びは暇潰しやレジャーということにとどまらない、子供にとっては学びだというふうに私は思っております。

これらのことを含めて、文科大臣の所見を伺いたいと思います。

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