今委員から御指摘をいただきましたように、家庭の背景の違いなどによって高等教育機会への進学率が異なるという現状があります。教育の機会均等に当たりましては、格差の固定化を防ぐ観点からも、意欲のある者が進学を諦めない社会の実現を目指すことが必要であります。
私も全く同じような問題意識を持っておりまして、昨年の三千億円の基金のメニューの一つの中にいわゆる地域と連携をした学校外教育などをすることができるような制度をつくらせていただいたのも、まさにそうした思いを一つの制度として形にするに当たりまして、今回はまずは試行という形にはなろうかと思いますけれども、そうした制度の一歩というものも踏み出させていただいた、そんなつもりであります。
また、今御指摘をいただきましたように、教育、仕事、老後という三ステージの単線型の人生ではなくて、教育と仕事の行き来などによりまして生涯を通じたスキルアップが求められる中、単線的な年齢中心主義から脱却をする、様々なキャリアの可能性を模索する時間と柔軟性を持つ、そうした教育の新たな仕組みづくりも重要である、そのように考えているところであります。
このため、経済的な理由で学びを諦めることがないように、給付型奨学金の支給と授業料等の減免を併せて行う高等教育の修学支援新制度や貸与型奨学金による教育費の負担軽減、産業界と連携した教育プログラム開発などを通じた社会人の学びの場の拡大、社会の実需に対応したプログラムに柔軟に転換を行うための大学のマネジメント改革などに取り組みまして、大学が人々にとって生涯にわたって学び続ける場所となるように高等教育改革進めてまいりたい、そのように考えております。
106
谷合正明(公明)
公明党の谷合正明です。
本日は、教育の未来、特に大学の教育の在り方について伺っていきたいと思います。
我が国の教育基盤を振り返りますと、世界に誇るべき強みがあると私は思います。例えば、直近のPISAにおいても、日本の子供たちは読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの各分野で世界トップレベルを維持しています。また、高い識字率は我が国の近代化と経済発展を支えてきた知的インフラでもあると思います。
国連SDGsの自発的国家レビューにおきましても、ゴール四の質の高い教育をみんなにという分野については、諸外国と比較して極めて高い進捗率を達成していると報告…
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松本洋平(自民)文部科学大臣
我が国の初等中等教育でありますけれども、今御紹介をいただきましたように、国際的な学力調査でも世界トップレベルの水準を維持していることに加えまして、児童生徒の状況を総合的に把握して教師が指導を行うことで子供たちの知徳体を一体的に育んでいるとして、これまでも諸外国から高い評価を受けてきた、そのように認識をしているところであります。
今年の一月、私もエジプトに訪問をしてまいりましたけれども、エジプトもそうした日本の教育のすばらしさというものを認識をした上で、今、この教育制度というものを積極的に取り入れている、そんな現場も拝見をさせていただきました。
これは…
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谷合正明(公明)
守るべきものは守って、変えていくべきものは変えていくという大臣の御発言、午前中の質疑でもそうした御発言がございました。
例えば課題としては、真の生涯学習社会を築いていく、そういう必要性に迫られているというのも事実だと思っております。
私たち公明党は、昨年来、選択肢と可能性を広げる包摂社会の実現、このことを中道改革政治の柱の一つに据えて、具体的な施策として、社会人や高齢者を含む学び直し、リスキリングの制度的保障を挙げてきました。誰もが一生涯自らの可能性を追求し続けられる社会の実現です。
かつては、努力すれば報われるという社会通念が広く通用していたと思…
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- (上の発言)
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松本洋平(自民)文部科学大臣
今委員から御指摘をいただきましたように、家庭の背景の違いなどによって高等教育機会への進学率が異なるという現状があります。教育の機会均等に当たりましては、格差の固定化を防ぐ観点からも、意欲のある者が進学を諦めない社会の実現を目指すことが必要であります。
私も全く同じような問題意識を持っておりまして、昨年の三千億円の基金のメニューの一つの中にいわゆる地域と連携をした学校外教育などをすることができるような制度をつくらせていただいたのも、まさにそうした思いを一つの制度として形にするに当たりまして、今回はまずは試行という形にはなろうかと思いますけれども、そうした制度の一歩というものも踏み出させていただいた、そんなつもりであります。
また、今御指摘をいただきましたように、教育、仕事、老後という三ステージの単線型の人生ではなくて、教育と仕事の行き来などによりまして生涯を通じたスキルアップが求められる中、単線的な年齢中心主義から脱却をする、様々なキャリアの可能性を模索する時間と柔軟性を持つ、そうした教育の新たな仕組みづくりも重要である、そのように考えているところであります。
このため、経済的な理由で学びを諦めることがないように、給付型奨学金の支給と授業料等の減免を併せて行う高等教育の修学支援新制度や貸与型奨学金による教育費の負担軽減、産業界と連携した教育プログラム開発などを通じた社会人の学びの場の拡大、社会の実需に対応したプログラムに柔軟に転換を行うための大学のマネジメント改革などに取り組みまして、大学が人々にとって生涯にわたって学び続ける場所となるように高等教育改革進めてまいりたい、そのように考えております。
110
谷合正明(公明)
単線型の教育システムじゃなくて、生涯にわたって学び続けられる拠点の場にしたいという話でございました。
そこで、政府参考人に伺いたいと思います。
リカレント教育、このリカレント教育の定義とは何か、政策として着手した時期はいつなのか、及びこれまでの大きな歩みは何なのか。二点目は、施策の進捗度や必要性を測る指標、国際的な比較が分かるような指標は何か。最後に三点目に、リカレント教育推進に向けて国として具体的な目標というのは設定されているのか。この点について伺いたいと思います。
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111塩塩見みづ枝文部科学省総合教育政策局長
お答えいたします。
リカレント教育でございますけれども、社会に出てからも生涯にわたって教育と労働や余暇などの諸活動、これを交互に行うといった概念でございまして、一九七〇年に経済協力開発機構、OECDが公式に採用し、一九七三年にリカレント教育、生涯学習のための戦略という報告書が公表されまして、国際的に認知されるようになったものでございます。
我が国におきましては、一九七一年の社会教育審議会、文部省の社会教育審議会におきまして、生涯教育の観点から高等教育における社会人の受入れなどにつきまして答申が行われておりまして、二〇〇七年の履修証明の制度化、二〇一五…
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112
谷合正明(公明)
今参考人から人材投資の低さ、これは我が国は、OJT除くと、GDP比でいうと〇・一%だと。米国では二・〇かな、欧州は一%台ですから、十倍以上の差が開いているし、自己啓発を行っていないと答えた人の割合も我が国は約五割で、他国では啓発を行っていないと答える割合大体二割前後だというふうに承知をしております。
そうした中で、例えば二十五歳以上の大学進学率、入学率という話もありましたけれども、我が国は僅か二・五%です。これは欧米諸国に比べても低いわけですが、近隣の韓国だとか、急速な発展を遂げるインドに対しても大きく差が開いているのも現実です。
世界トップレベルを…
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