お答えいたします。
まず、先ほどあった、まず開発コストのことで、具体的な定量的な把握というのが難しいというのは答弁のとおりなんですけれども、種苗業界からは、品種開発の主体が、過去には、外見ですね、花の色とか見かけとかそういうものが中心だったんですけれども、今は気候変動対応とか病害虫抵抗性とか外見で判断できないものが増えておりますので、こういった品種開発については、有望株を効率よく選抜するDNAマーカーの開発とか、高温耐性を評価するための検定施設の整備など、非常に設備投資が掛かるようになっているという形でコストが増えているという指摘があるところでございます。
また、産地形成の話ですけれども、これまで答弁したとおり、育成者権を存続期間の上限まで登録するというのは一七%でございまして、このようなものは公的機関、特に地域ブランドを維持しているような都道府県からの要望が強かったところでございます。
こういった都道府県等の地域ブランドを有するような、育成するための産地形成につきましては、先日、長野県の栗原参考人からは、長野県のリンゴの例では、新しい品種の産地化には少なくとも六年ほど掛かると。また、愛媛県からは、栽培技術の確立、あとプロモーションをして大々的に売り出されるようになるまで、県育成品種のオリジナル産地というのの確立には約十五年程度掛かるというような意見もいただいているところでございます。
さらに、近年では輸出に力を入れている産地も多いと。その輸出をする場合には、海外での販路開拓だけではなくて、育成者権等の知財権の権利取得と、これも相当程度の期間を要するということを考えた場合には、品種を作ってから実際的に産地として本格的に販売するという、その開始できる期間が非常に延びているという中で現在の育成者権の期間では短いということで、今回、そういった要望も受けて育成者権の存続期間を十年延長するということとしたところでございます。
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
我が国の優良品種は海外でも高い評価を得ております。例えば農研機構が開発をしたサツマイモのべにはるかは、非常に糖度が高く、スイーツの材料としても人気でありますが、こうした品種の力もあって、カンショ、カンショ加工品の輸出が伸びており、二〇二五年は前年比で二四%増の四十五億円となりました。国全体の育種力を高めることにより、品種開発を着実に行いつつ、これらの産地形成を後押しし、更なる輸出拡大につなげることが重要であります。
農林水産省では、御審議いただいている法案により、多収性や輸送適性などマーケットが求める特性を有する品種の開発、そして海外の需要やニーズに応…
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佐々木りえ(維新)
ありがとうございました。
次の臨時国会でも引き続き議論できることを楽しみにして、私の質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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144杉杉本純子(参政)
参政党、杉本純子です。
本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
早速ですが、種苗法の改正案の中にあります育成者権の延長についてお伺いいたします。
長い年月を掛けて多くの御苦労をされ、やっと開発した優良品種の果物や野菜が海外に流出し、しかも現地で安価に栽培されてしまうということが長らく指摘されています。こうした問題に対して、やはり、日本の優れた品種を海外でしっかりと守るためには、開発者の方々に大切な品種を登録いただくことが必要であります。
しかし、現在の規定では保護期間が短く、開発者が高度な技術と大変な労力を要したのに十分な利益を…
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- (上の発言)
145杉杉中淳農林水産省輸出・国際局長
お答えいたします。
まず、先ほどあった、まず開発コストのことで、具体的な定量的な把握というのが難しいというのは答弁のとおりなんですけれども、種苗業界からは、品種開発の主体が、過去には、外見ですね、花の色とか見かけとかそういうものが中心だったんですけれども、今は気候変動対応とか病害虫抵抗性とか外見で判断できないものが増えておりますので、こういった品種開発については、有望株を効率よく選抜するDNAマーカーの開発とか、高温耐性を評価するための検定施設の整備など、非常に設備投資が掛かるようになっているという形でコストが増えているという指摘があるところでございます。
また、産地形成の話ですけれども、これまで答弁したとおり、育成者権を存続期間の上限まで登録するというのは一七%でございまして、このようなものは公的機関、特に地域ブランドを維持しているような都道府県からの要望が強かったところでございます。
こういった都道府県等の地域ブランドを有するような、育成するための産地形成につきましては、先日、長野県の栗原参考人からは、長野県のリンゴの例では、新しい品種の産地化には少なくとも六年ほど掛かると。また、愛媛県からは、栽培技術の確立、あとプロモーションをして大々的に売り出されるようになるまで、県育成品種のオリジナル産地というのの確立には約十五年程度掛かるというような意見もいただいているところでございます。
さらに、近年では輸出に力を入れている産地も多いと。その輸出をする場合には、海外での販路開拓だけではなくて、育成者権等の知財権の権利取得と、これも相当程度の期間を要するということを考えた場合には、品種を作ってから実際的に産地として本格的に販売するという、その開始できる期間が非常に延びているという中で現在の育成者権の期間では短いということで、今回、そういった要望も受けて育成者権の存続期間を十年延長するということとしたところでございます。
146杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
続けて、育成者権が延長されることで農家さんが負担することになるコストについてお伺いいたします。
今回、育成者権が延長される対象には、今後登録される新品種だけではなくて、既に登録済みのものも含まれています。そうしますと、農家さんは予定していた年数よりも更に十年追加してコストを支払うこととなります。本日の答弁にも、今年期限切れとなるものがたしか十八種類だったと思いますが、改めて当該品種の数や主な品目、作付面積や、ほかの品種と比較した利用割合などとともに、この追加のコストについても、単年度及び延長される十年間、農家さんにどのぐらい費…
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147杉杉中淳農林水産省輸出・国際局長
登録品種の許諾料は、通常、種苗増殖業者から農業者等に対して販売される種苗の販売価格に含まれております。
許諾料の水準というのは、これは原則的に公表されないわけでございますので、具体的な登録品種の名称等については言及を控えさせていただきますけれども、主な品種の育成者権者から聞き取ったところによりますと、水稲などは種苗の販売価格の〇・数%程度、ブドウは数%程度が許諾料に該当するというふうに聞いております。こうした許諾料水準を基に、平均的な作付面積の農業者一経営当たりに発生する許諾料を試算しますと、水稲では十年間で百円から三百円程度、ブドウでは、十年で全て改…
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148杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
毎年種を買わなくてはならない、またその期間が更に長くなるということで、今の金額だけではなく、農家さんの負担は増えることはあると思います。しっかり考慮していただき、農家さんが生産を続けられるように支えていくべきだと思います。
重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に関する法律案にも関係しますが、種苗の育成やその生産を強化していく、また育成者の権利を保護するだけではなくて、新しく作られた種苗が実際に広く使われ、しっかりと普及することが重要だと考えます。育成者さんも、せっかく作り出した新品種が人気商品となってほしいという願いを込めて…
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