参政党、杉本純子です。
本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
早速ですが、種苗法の改正案の中にあります育成者権の延長についてお伺いいたします。
長い年月を掛けて多くの御苦労をされ、やっと開発した優良品種の果物や野菜が海外に流出し、しかも現地で安価に栽培されてしまうということが長らく指摘されています。こうした問題に対して、やはり、日本の優れた品種を海外でしっかりと守るためには、開発者の方々に大切な品種を登録いただくことが必要であります。
しかし、現在の規定では保護期間が短く、開発者が高度な技術と大変な労力を要したのに十分な利益を得られないまま権利が切れてしまうケースや、また、しっかりと産地形成するには非常に時間が掛かるという実態があるとも聞いております。
こうした状況に対応するために、登録品種の独占生産期間を二十五年から三十五年へ、永年性の植物は三十年から四十年へと延長することがこの改正には盛り込まれてはいますが、育成者の努力と権利を手厚く守る一方で、日々の農業現場や流通の現場にどのような影響を与えるのかも慎重に考えていく必要があると考えます。
午前中に石垣先生が同じ質問をされましたので、育種するコストがどのくらい増加していて、具体例がどうなのかという質問に関してはカットさせていただきます。
答弁によりますと具体的な数字はないということではありましたが、品種開発に係るコストを把握することは育成者権の延長を検討する上で重要な材料になると考えます。育成者権の存続期間をどのように設定するのかという議論は、今後、判断材料のためにも是非把握していただき、検討に生かしていただけたらと思います。
次に、生産技術の確立、そして普及のための産地形成に係る期間にはどのくらい時間を要するものと見込まれているのでしょうか。また、今後その期間の長さはどう変化するとお考えなのか、具体的な例や全体としてどうなのか、お示しください。
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佐々木りえ(維新)
ありがとうございます。
農家の皆さんが安心して使えるよう、そして良いライセンスサイクルが構築できるように、引き続きよろしくお願いをいたします。
最後に、今回の議論の本質は、予算や制度の枠組みを超え、我が国の品種開発体制を国際競争に勝てる組織へとアップデートできるかにも懸かっていると思います。私は、今回の二つの閣法を出発点として、日本のすばらしい品種と、そして、先日も私たち維新の会から要望させていただきました、我が国が誇る植物工場の技術をセットにした種とビジネスパッケージで世界市場に打って出て勝負すべきだと考えております。
このように、農研機構を中核…
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鈴木憲和(自民)農林水産大臣
我が国の優良品種は海外でも高い評価を得ております。例えば農研機構が開発をしたサツマイモのべにはるかは、非常に糖度が高く、スイーツの材料としても人気でありますが、こうした品種の力もあって、カンショ、カンショ加工品の輸出が伸びており、二〇二五年は前年比で二四%増の四十五億円となりました。国全体の育種力を高めることにより、品種開発を着実に行いつつ、これらの産地形成を後押しし、更なる輸出拡大につなげることが重要であります。
農林水産省では、御審議いただいている法案により、多収性や輸送適性などマーケットが求める特性を有する品種の開発、そして海外の需要やニーズに応…
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佐々木りえ(維新)
ありがとうございました。
次の臨時国会でも引き続き議論できることを楽しみにして、私の質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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- (上の発言)
144杉杉本純子(参政)
参政党、杉本純子です。
本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。
早速ですが、種苗法の改正案の中にあります育成者権の延長についてお伺いいたします。
長い年月を掛けて多くの御苦労をされ、やっと開発した優良品種の果物や野菜が海外に流出し、しかも現地で安価に栽培されてしまうということが長らく指摘されています。こうした問題に対して、やはり、日本の優れた品種を海外でしっかりと守るためには、開発者の方々に大切な品種を登録いただくことが必要であります。
しかし、現在の規定では保護期間が短く、開発者が高度な技術と大変な労力を要したのに十分な利益を得られないまま権利が切れてしまうケースや、また、しっかりと産地形成するには非常に時間が掛かるという実態があるとも聞いております。
こうした状況に対応するために、登録品種の独占生産期間を二十五年から三十五年へ、永年性の植物は三十年から四十年へと延長することがこの改正には盛り込まれてはいますが、育成者の努力と権利を手厚く守る一方で、日々の農業現場や流通の現場にどのような影響を与えるのかも慎重に考えていく必要があると考えます。
午前中に石垣先生が同じ質問をされましたので、育種するコストがどのくらい増加していて、具体例がどうなのかという質問に関してはカットさせていただきます。
答弁によりますと具体的な数字はないということではありましたが、品種開発に係るコストを把握することは育成者権の延長を検討する上で重要な材料になると考えます。育成者権の存続期間をどのように設定するのかという議論は、今後、判断材料のためにも是非把握していただき、検討に生かしていただけたらと思います。
次に、生産技術の確立、そして普及のための産地形成に係る期間にはどのくらい時間を要するものと見込まれているのでしょうか。また、今後その期間の長さはどう変化するとお考えなのか、具体的な例や全体としてどうなのか、お示しください。
145杉杉中淳農林水産省輸出・国際局長
お答えいたします。
まず、先ほどあった、まず開発コストのことで、具体的な定量的な把握というのが難しいというのは答弁のとおりなんですけれども、種苗業界からは、品種開発の主体が、過去には、外見ですね、花の色とか見かけとかそういうものが中心だったんですけれども、今は気候変動対応とか病害虫抵抗性とか外見で判断できないものが増えておりますので、こういった品種開発については、有望株を効率よく選抜するDNAマーカーの開発とか、高温耐性を評価するための検定施設の整備など、非常に設備投資が掛かるようになっているという形でコストが増えているという指摘があるところでございま…
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146杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
続けて、育成者権が延長されることで農家さんが負担することになるコストについてお伺いいたします。
今回、育成者権が延長される対象には、今後登録される新品種だけではなくて、既に登録済みのものも含まれています。そうしますと、農家さんは予定していた年数よりも更に十年追加してコストを支払うこととなります。本日の答弁にも、今年期限切れとなるものがたしか十八種類だったと思いますが、改めて当該品種の数や主な品目、作付面積や、ほかの品種と比較した利用割合などとともに、この追加のコストについても、単年度及び延長される十年間、農家さんにどのぐらい費…
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147杉杉中淳農林水産省輸出・国際局長
登録品種の許諾料は、通常、種苗増殖業者から農業者等に対して販売される種苗の販売価格に含まれております。
許諾料の水準というのは、これは原則的に公表されないわけでございますので、具体的な登録品種の名称等については言及を控えさせていただきますけれども、主な品種の育成者権者から聞き取ったところによりますと、水稲などは種苗の販売価格の〇・数%程度、ブドウは数%程度が許諾料に該当するというふうに聞いております。こうした許諾料水準を基に、平均的な作付面積の農業者一経営当たりに発生する許諾料を試算しますと、水稲では十年間で百円から三百円程度、ブドウでは、十年で全て改…
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