ありがとうございます。
先生おっしゃるとおりのバランスで開発されているかと思います。
私たち長野県は、非常に、説明でも申し上げましたとおりで、南北に長かったり、標高が低いところから高いところまであったり、雪の少ないところがあったり、雪のすごく多いところがあったりとか、非常に多様な環境の中で農業が営まれております。このため、それぞれの地域で適する品目、その品目の中でも適する品種というものが求められております。これの全てをカバーするわけにはいかないために、ある程度、県として、育成する必要があるものは何なのか、県民の皆さんからの要望もお伺いしながら、これまでも、重点的に取り組む品目、それから、かつてはやっていたけれども、選択と集中の上で諦めざるを得ない品目というものを取り組んでまいったところでございます。
この中でも、私ども長野県の試験場で今取り組んでいるものの中で特徴的なものといたしましては、野菜ではレタスとセルリーでございます。レタス、セルリーにつきましては、民間の企業さんも育成はしております。ですけれども、なかなか、マーケット規模として考えると、種苗メーカーさんからすれば、やはり、例えばトマトとかキュウリとか、そういうような、全国で広くたくさん作られている品目というのはビジネスとして高い価値があるんですけれども、レタスですとかセルリーというものは、遺伝資源としてもなかなか収集も大変だったり、それから育種をするコストを掛けても長野県だけでしか使われない可能性があるとか、そういうものがございます。こういうものにつきましては、長野県では、伝統的に、民間との協力も得ますけれども、県独自で育成をするべきであろうということを取り組みまして、さらには、先ほどの説明でも申し上げました長野県原種センターと連携いたしまして、原原種生産、原種生産、それから種子の供給というところを県が主導として取り組んでいるところでございます。
このほかにも、やはり大豆等も地域のその栽培環境に合わせた品種というのに取り組んだりということで、その地域の要望と実情、それから国や民間の育種の情勢というものを考慮しながら県として取り組むものを選んでいるということでございます。
27栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
先生おっしゃるとおりで、このバランスを取り続けるということが非常に重要だと私たちも自覚しております。
やはり、例えば米ですとか、大豆ですとか、麦ですとか、こういうものにつきましては、やはり土地利用型ということもありますし、それから、一定の品種がたくさん作っていただかないと、実需の方にも、品種が混ざった状態では原料としてなかなか使いづらいということがありますので、地域でまとまった一つの品種でたくさん作るというようなことを考えますと、やはりそこにライセンスという形で我々の方の収入を高めることに傾いてしまうと、そこのバランスが取れな…
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28
石垣のりこ(立憲)
済みません、印鑰参考人にも質問を用意していたんですけど、済みません、大変申し訳ありません、時間が来てしまいましたので、いただいた御意見を参考に今後の種苗の質疑を進めていきたいと思います。
誠にありがとうございました。
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29
舟山康江(国民)
国民民主党の舟山康江です。
今日は、三人の参考人の皆様、ありがとうございました。
まず、栗原参考人にお伺いいたします。
今日のお話は果樹を中心にお話しいただきましたけれども、県の農業試験場では、果樹、それから主要農作物、また野菜等のそういった育種研究もされていると思います。それぞれ、県として、自治体として、こういった試験研究をするに当たっての、何というんでしょう、特徴があるのかなと思いますけれども、恐らく、このデータを見ますと、特に主要農作物は、基本的には国か県の育成品種がほとんど、果樹もそういった状況、野菜は民間もかなり取り組んでいるのかなと思い…
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- (上の発言)
30栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
先生おっしゃるとおりのバランスで開発されているかと思います。
私たち長野県は、非常に、説明でも申し上げましたとおりで、南北に長かったり、標高が低いところから高いところまであったり、雪の少ないところがあったり、雪のすごく多いところがあったりとか、非常に多様な環境の中で農業が営まれております。このため、それぞれの地域で適する品目、その品目の中でも適する品種というものが求められております。これの全てをカバーするわけにはいかないために、ある程度、県として、育成する必要があるものは何なのか、県民の皆さんからの要望もお伺いしながら、これまでも、重点的に取り組む品目、それから、かつてはやっていたけれども、選択と集中の上で諦めざるを得ない品目というものを取り組んでまいったところでございます。
この中でも、私ども長野県の試験場で今取り組んでいるものの中で特徴的なものといたしましては、野菜ではレタスとセルリーでございます。レタス、セルリーにつきましては、民間の企業さんも育成はしております。ですけれども、なかなか、マーケット規模として考えると、種苗メーカーさんからすれば、やはり、例えばトマトとかキュウリとか、そういうような、全国で広くたくさん作られている品目というのはビジネスとして高い価値があるんですけれども、レタスですとかセルリーというものは、遺伝資源としてもなかなか収集も大変だったり、それから育種をするコストを掛けても長野県だけでしか使われない可能性があるとか、そういうものがございます。こういうものにつきましては、長野県では、伝統的に、民間との協力も得ますけれども、県独自で育成をするべきであろうということを取り組みまして、さらには、先ほどの説明でも申し上げました長野県原種センターと連携いたしまして、原原種生産、原種生産、それから種子の供給というところを県が主導として取り組んでいるところでございます。
このほかにも、やはり大豆等も地域のその栽培環境に合わせた品種というのに取り組んだりということで、その地域の要望と実情、それから国や民間の育種の情勢というものを考慮しながら県として取り組むものを選んでいるということでございます。
31
舟山康江(国民)
ありがとうございました。
改めて、その地域の特性に合わせた品種開発、育種というものの重要性、私も大変重要だなと思っておりますし、しっかりとこれからも前に進めていただきたいと思います。
それを実現するためには、やはり財政的な裏付けがなければなかなか進まないというふうに思います。そういう中で、この人材確保、人材育成、それから県としての財政、また、これ国からの様々な交付税措置等もあると思いますけれども、現状における今の課題でしょうか、何か直面している課題等があったら、併せてお聞かせください。
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32栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
県の予算につきましては、育種に関しましては、県の一般財源の予算、それからこれまで開発しました品種の許諾料で得られる許諾料収入というものを活用してやっておるところでございます。
さらに、先ほどの説明で申し上げましたように、海外への許諾によります許諾料収入というものを次の品種育成につなげるということで、更にそこに加えて、育種活動、研究活動を加速させるというような対策を取っておるところでございます。
なかなか育種に関しましては、連携は他県ともいたしますし、農研機構さんともいたしますし、大学さんともいたすわけなんですけれども、やはり…
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舟山康江(国民)
ありがとうございました。
育種するにも、元となる作物の種とか遺伝資源が非常に大事だというふうに思います。そういう中で、西川参考人からの旅する種子の話とか、それから印鑰参考人からの在来種の重要性とか、ある意味では、遺伝的な多様性、様々な遺伝資源が、新たな品種を育成する意味でも、多様な遺伝資源をしっかり確保するという意味でも大事なのかなと思っています。
そういう中で、日本でのこの遺伝資源の保存に関しましては、農研機構に遺伝資源研究センター、いわゆるジーンバンクですけれども、ありますけれども、我々も委員会でも視察にも行きましたが、必ずしも十分とは言えないの…
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