流通量が拡大して認知が向上していくことと、やっぱり地域限定で作っていくことのそのブランド化というところでこのバランスが意外に難しいのかなというふうに考えます。
もう一点、知的創造サイクルについてもお話をいただきましたけれども、これ、研究開発を持続可能にするという点で一定の合理性もあると思いますし、うまく回っていくというのは実際理想的な形なのかなと思う一方で、公的研究機関としての基本的な使命を考えると、このライセンス収入を増やすことではなくて、地域農業そして食料政策に貢献することというのが基本の軸にあると思います。
この知財収入というのはあくまで政策目標を実現するための手段であると私は思いますし、実際そうだと思いますけれども、これ、重要品種を今度指定して作っていくといったときに、これは、広域でできるだけ栽培できる、広域で栽培できるものというのもありますし、そこに力点が置かれ過ぎて、ライセンスの収入を得ることに軸足が移ってしまわないか、このバランスが非常に難しいと思うんですけれども、その懸念点について栗原参考人に最後に伺います。
23西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
ありがとうございます。
ゆきむすび、宮城県の品種は私も大好きな品種で、なかなか食べることができない、遠くに住んでおりますと食べることができないんですけれども。
まず、開発の段階において、先ほど長野県の方の話もありましたけど、いろんなその状況、寒い、暑いとありますが、いろんな状況に対応できる品種を県の試験場が持っていたといいましょうか、ストックとして持っていて、その中で、鬼首と言います、これ鳴子なんですけれども、大崎市の一地域の人たちがこの品種を作りたいというふうに言ったときに対応することができた。それだけの、別に余裕というか、余っていたわけじゃないん…
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石垣のりこ(立憲)
ありがとうございます。
古川農業試験場ということで、私の地元でありますけれども、同じく試験場で実際に種を作って、種子を作っていらっしゃる栗原参考人に伺いたいと思います。
先ほど、栽培を全国へ拡大している品種についての御説明がありました。一定期間を県内栽培限定として、県内限定栽培として果樹は品種登録後六年間を基本としていると、県の組織内外からの意見を参考に、県内限定を解除していくというお話がございました。このメリットについても言及をしていただいていたわけなんですけれども、例えばこの果樹登録後六年間を基本とされているこの六年間の目安というのがどういう理由…
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25栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
質問ありがとうございます。
私の資料にもありましたような果樹の幾つかの品種ですけれども、例えばナガノパープルというブドウの品種で説明させていただきたいと思います。これが、今、シャインマスカットとか、皮ごと食べられる種なしのブドウということでシャインマスカットが全国的に有名なところだと思いますが、それにも先んじて、長野県ではこの黒系のナガノパープルという品種を育成して、県内で栽培技術を高めてまいったところなんですが、育成し、現地に普及しましたところ、なかなか生産が難しいと、いい品質のものがなかなか作れないということで、試験場、それから普及組織、農家さん、…
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- (上の発言)
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石垣のりこ(立憲)
流通量が拡大して認知が向上していくことと、やっぱり地域限定で作っていくことのそのブランド化というところでこのバランスが意外に難しいのかなというふうに考えます。
もう一点、知的創造サイクルについてもお話をいただきましたけれども、これ、研究開発を持続可能にするという点で一定の合理性もあると思いますし、うまく回っていくというのは実際理想的な形なのかなと思う一方で、公的研究機関としての基本的な使命を考えると、このライセンス収入を増やすことではなくて、地域農業そして食料政策に貢献することというのが基本の軸にあると思います。
この知財収入というのはあくまで政策目標を実現するための手段であると私は思いますし、実際そうだと思いますけれども、これ、重要品種を今度指定して作っていくといったときに、これは、広域でできるだけ栽培できる、広域で栽培できるものというのもありますし、そこに力点が置かれ過ぎて、ライセンスの収入を得ることに軸足が移ってしまわないか、このバランスが非常に難しいと思うんですけれども、その懸念点について栗原参考人に最後に伺います。
27栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
先生おっしゃるとおりで、このバランスを取り続けるということが非常に重要だと私たちも自覚しております。
やはり、例えば米ですとか、大豆ですとか、麦ですとか、こういうものにつきましては、やはり土地利用型ということもありますし、それから、一定の品種がたくさん作っていただかないと、実需の方にも、品種が混ざった状態では原料としてなかなか使いづらいということがありますので、地域でまとまった一つの品種でたくさん作るというようなことを考えますと、やはりそこにライセンスという形で我々の方の収入を高めることに傾いてしまうと、そこのバランスが取れな…
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石垣のりこ(立憲)
済みません、印鑰参考人にも質問を用意していたんですけど、済みません、大変申し訳ありません、時間が来てしまいましたので、いただいた御意見を参考に今後の種苗の質疑を進めていきたいと思います。
誠にありがとうございました。
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舟山康江(国民)
国民民主党の舟山康江です。
今日は、三人の参考人の皆様、ありがとうございました。
まず、栗原参考人にお伺いいたします。
今日のお話は果樹を中心にお話しいただきましたけれども、県の農業試験場では、果樹、それから主要農作物、また野菜等のそういった育種研究もされていると思います。それぞれ、県として、自治体として、こういった試験研究をするに当たっての、何というんでしょう、特徴があるのかなと思いますけれども、恐らく、このデータを見ますと、特に主要農作物は、基本的には国か県の育成品種がほとんど、果樹もそういった状況、野菜は民間もかなり取り組んでいるのかなと思い…
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