小坂善太郎林野庁長官

2026年3月24日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 167 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 235 発言)

お答えいたします。

国産材の外材に対する優位性ということでございますけど、まずは、我が国の人工林、大半が利用期を迎える中、この人工林を切って、使って、植えて、育てる森林資源の循環を確立することが、木材利用によりCO2の貯蔵であるとか、人工林が若返りしますんで吸収能力が高まる、言ってみれば、我が国の二〇五〇年のネットゼロ、それに大きく貢献するものであります。そのためには、何よりも国産材を利用する、それが非常に不可欠ということであります。

また、国産材の活用は、当然、林業・木材産業が活性化します。そうした地域の雇用創出とか経済効果があるということ、さらには、外国産材に比べて海外情勢の変化や為替の影響を受けずに調達しやすい、ウッドショックということがありましたけど、そういう意味では国産材の優位性があるというふうに考えているところでございます。こういった国産材の優位性を生かして事業拡大を進めてまいる所存でございます。

また、担い手のお話もいただきました。

林業の従事者は、担い手確保の施策であるとか林業の現場が大分機械化が進んできたということもあり、例えば、若い人、若年者の割合が二〇一〇年までずっと上昇して、その割合を維持してきています。しかしながら、こういういい面もあるんですけど、一方で、林業従事者の年間給与は他産業よりも低く、労働災害の発生率は他産業よりは高い、そういったこととなっておりまして、将来にわたって担い手を確保、育成するためにはこうした状況を改善する必要があるというふうに考えております。

このため、林業機械の導入であるとか路網整備による林業経営体の収益性向上、さらには緑の雇用事業等による新規従業者の確保、育成、林業労働安全研修や労働安全衛生装備、装置の導入などの支援を通じて、林業の担い手の確保、育成に向けて取り組んでいるところでございます。

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