長期計画は現時点でないということでした。今、この改善計画のところなんですけれども、令和十年度、改善をしなかった場合はマイナス約四千億円ですね、当期の純損失という形で計上されています。改善計画をしたところで、マイナスの一千六百九十一億円までこのように押し上げるという形で表記をされておりますが、現状は、やっぱり赤字をいかに縮めるか。そして、経営面には変わりがないということで、やっぱり具体的に、存続をさせるためにはどのようにやっていくかというのを緻密に考えて、計画策定ですね、長期も目線で含めて行っていくことが非常に必要であると思います。
そして、その次ですね、現状を踏まえて、ちょっと問いの最後の四、四の二、三を合わせていきたいんですけれども、郵政民営化後ですね、実際、事実上民間企業となった日本郵便が今なお社会インフラとして郵便事業の一手を担われております。ただし、これは、関係法令に引き続きユニバーサルサービス水準維持を含め厳しい条件や規定が盛り込まれていることに変わりはございません。民間事業者である日本郵便がこれからもずっと単年でも一千億近くの規模の赤字を想定している、この状況は、本来の会社の属性、体力にもありますけれども、基本的に考えてあり得ないことであると感じています。
そこで、政府にお伺いしたいのですけれども、引き続きこの現状のままでユニバーサルサービスの維持と日本郵便の経営の存続が可能であるというふうに認識されているのか、そして、国として、事業の縮小、撤退又は公金の投入、そして再公営化などの方向性を踏まえて、具体的な解決をこれからどのようにして行っていくのか、林総務大臣にお伺いをしたいと思います。
97西西口彰人日本郵政株式会社常務執行役
郵便局窓口の配置について具体的計画を持ってというような御質問、御意見だと理解いたしましたけれども、まず、郵便局窓口につきましては、やはりもう地域の実情によって、川一つ隔てて、直線距離は近いんだけれども、経済圏が全然違うので、お客さん利便からすると配置が必要な窓口等といった点もございますでしょうし、交通手段からしてこういうところに配置が必要と、いろいろお客様なり地域の実情に応じた適切な配置ということをしっかり進めていく必要があると思っていまして、そういった意味では、全国一律的な郵便局の配置計画みたいなものは持ち合わせていないというのが実情でございまして、繰…
この発言のページ
98中中田優子(参政)
ありがとうございます。
個別具体的な、その店舗といいますか、局の御事情あるかと思いますけれども、やっぱり現状の、赤字の見込みがあるということで、細かないろんな作成、計画は必要であるというふうに考えております。
そして、具体的に次は郵便事業の損益についてお伺いします。
先述しました収支改善計画、三か年計画になっておりますけれども、今後見込まれる赤字をどのように減らしていくかという計画が示されております。しかし、皆さん含めて、国民の皆様の本当に知りたいのは、その先、中長期計画ではないかと考えます。
一点目にお伺いしたいのが、収支改善計画後の令和十年度…
この発言のページ
99西西口彰人日本郵政株式会社常務執行役
まず、中期経営計画の期間以降、つまり二〇二八年度よりも先の収支見通しについては現時点では作成しておりません。ただ、容易に想像できますように、デジタル化の進展で郵便物数は減少が加速すると見込まれますし、人口も減少しておりますので、郵便局の窓口の来客者数もなかなか増やすというのは簡単ではないというふうに思っています。また、コスト面でも人件費というのは上がっていくんだろうというふうに想定しておりますので、引き続き極めて厳しい経営状況が続くというふうに見込んでおります。
この発言のページ
- (上の発言)
100中中田優子(参政)
長期計画は現時点でないということでした。今、この改善計画のところなんですけれども、令和十年度、改善をしなかった場合はマイナス約四千億円ですね、当期の純損失という形で計上されています。改善計画をしたところで、マイナスの一千六百九十一億円までこのように押し上げるという形で表記をされておりますが、現状は、やっぱり赤字をいかに縮めるか。そして、経営面には変わりがないということで、やっぱり具体的に、存続をさせるためにはどのようにやっていくかというのを緻密に考えて、計画策定ですね、長期も目線で含めて行っていくことが非常に必要であると思います。
そして、その次ですね、現状を踏まえて、ちょっと問いの最後の四、四の二、三を合わせていきたいんですけれども、郵政民営化後ですね、実際、事実上民間企業となった日本郵便が今なお社会インフラとして郵便事業の一手を担われております。ただし、これは、関係法令に引き続きユニバーサルサービス水準維持を含め厳しい条件や規定が盛り込まれていることに変わりはございません。民間事業者である日本郵便がこれからもずっと単年でも一千億近くの規模の赤字を想定している、この状況は、本来の会社の属性、体力にもありますけれども、基本的に考えてあり得ないことであると感じています。
そこで、政府にお伺いしたいのですけれども、引き続きこの現状のままでユニバーサルサービスの維持と日本郵便の経営の存続が可能であるというふうに認識されているのか、そして、国として、事業の縮小、撤退又は公金の投入、そして再公営化などの方向性を踏まえて、具体的な解決をこれからどのようにして行っていくのか、林総務大臣にお伺いをしたいと思います。
101
林芳正(自民)総務大臣
今回のこの料金の仕組みの改定によりまして、更なる郵便離れへの対応、そして郵便事業収入の減少幅の抑制、こういうことにつなげて、郵便事業の安定的な提供の確保に資するということを期待をしておるわけでございます。
一方で、先ほど来御議論がありますように、郵便の収支、今後も厳しい見通しであることには変わらないわけでございますので、今回の改正をお願いをしておるわけでございますが、将来にわたってこの郵便事業の安定的な提供を確保するためには、今回の見直しに加えて、まさに経営の効率化、収益拡大を通じた日本郵便における経営の健全化、これが大事になってくると思っております。…
この発言のページ
102中中田優子(参政)
ありがとうございます。
やっぱり、この現状、引き続き厳しい状況ですので、今回の改正においても臨時的な、一時的な応急処置というふうに捉えておりますので、これを引き続き繰り返すのではなくて、やはり国益と国民の利便性に資するひとしいサービスという観点、そして維持を考えた上で、これからも、郵便事業の再公営化という議論も含めて、引き続きどういった施策が大事かというところを深めてまいりたいと思います。
以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
103
伊波洋一政府参考人など
ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。
本法案については、郵便局のネットワークや全国一律のサービス維持のため、やむを得ないものですが、郵政民営化モデルが破綻したツケを国民に回すものであり、小泉郵政民営化の検証こそ求められていると考えます。
五月二十六日、当委員会で市川南郵便局を視察させていただきました。未来の郵便局の名にふさわしい、DX化された最先端の仕分システムがサッカーコート六面分の作業場に展開する、壮観なものでした。
他方、場内の選別機の騒音はエンジンルームのような激しいもので、労働安全衛生法上の騒音障害防止対策どうなっているかが大変気になりまし…
この発言のページ