林芳正 (自由民主党)総務大臣

2026年6月9日・第221回国会 参議院 総務委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 107 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

岡崎委員が御指摘いただいたように、離島は、領域そして排他的経済水域の保全、海洋資源の利用、多様な文化の継承など、我が国にとって大変重要な役割を担っております。この離島振興を推進していくということは必要不可欠であると、そういうふうに認識をしております。

その上で、特に離島においては、今お話があったように、人口減少ですとか少子高齢化の傾向、これ顕著でありまして、こうした中で地域の活力を維持していくためには、二地域居住者も含めた関係人口の充実を図る意義、これは大きいものと認識をしております。

この点、地域に様々な形で思い入れを持つ方々が多数いらっしゃると考えられるものの、日常において具体的な行動に向けたきっかけがなく、その思いがなかなか形にならないということが現状の課題であろうと思います。こうした方々に対しまして、離島の自然環境ですとか文化等の魅力に触れていただきまして、関心を深めていただくことで継続的な訪問、また担い手の確保につなげていくことが期待できると考えております。

例えば島根県海士町、有名でございますが、一定期間島内で仕事をしながら生活を営み、島の風土ですとか島民との交流を体感していただく取組が行われておりまして、地域との継続的な関係性の構築に一定の成果を上げているものと承知をしております。大人の島留学というような名前だったというふうに思います。

現在取組を進めているふるさと住民登録制度でございますが、各自治体から魅力的なコンテンツを発信していただいて、実際の来訪ですとか地域貢献、これを促すということを想定しておりまして、地方への人の流れの創出、拡大につなげてまいりたいと考えております。今年度中の制度開始に向けてモデル事業を実施しておりまして、効果的な情報発信の在り方なども含めて好事例の創出を図って、離島も含めた地域の関係人口の増加に努めていきたいと考えております。

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