お答えいたします。
先生御指摘のAI技術とサイバーセキュリティーでございます。AI技術の急速な進展、普及によってサイバー攻撃にAIが活用される、攻撃のスピード、規模が劇的に増加するなど、サイバーセキュリティーにおける新たな脅威に直面している状況は十分承知をしてございます。
サイバーセキュリティーの確保に関する総合調整を担う私ども国家サイバー統括室とすれば、AIを活用したサイバー対処能力の強化等について有識者会議での議論を進めておりまして、これを強力に取り組んでまいりたいというふうな方針で臨んでいるということでございます。
こうした観点で先生御指摘の御質問との関係で申し上げれば、米国ビッグテックも含め関係企業との情報交換等はしていることは事実であります。ですが、一般論として申し上げると、政府として個別の民間企業とやり取りを行うに当たっては、その合理性や正当性等を適切に評価する必要がある、また、こうしたやり取りが、その内容が出れば、我が国のサイバー安全保障に係る事案ですから、場合によっては攻撃者を利するおそれがあるということも考えなければならないと思っています。このため、働きかけの有無やその予定を含めてそのやり取りの状況をお答えすることは若干厳しいかなと思っておりまして、御理解いただければ幸いであります。
なお、先生の御指摘の途中でございました英国の関係当局でございます。AIのサイバーセキュリティー性能が高くなる中においても、イギリス当局が言っているのは、セキュリティーアップデートの適用等の基本的なサイバーセキュリティー対策の実施、セキュリティー水準の引上げが重要であるということを公表しておりまして、これは我が国としてもまさにそのとおりだと思いますので、そういった点踏まえながら、関係国とも緊密に連携して対処を進めてまいりたいというふうに考えております。
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安野貴博(みらい)
チームみらいの安野貴博でございます。
本日は、急速に進展しておりますAIのサイバーセキュリティーの能力についてお伺いしたいと思います。
本年の四月の七日、米国のアンソロピック社がクロード・ミュトスと呼ばれる新たなAIモデルを発表いたしました。クロード・ミュトスは、普通に皆さんが使っておられるような主要なOSであるとか主要なブラウザーにおいて、数千件規模のゼロデー脆弱性、すなわち、これまで公表されていなかった未知の脆弱性を発見したというふうに公表されております。これはある意味、人間のセキュリティーの専門家の実力にAIが追い付いた、又は追い越したのではな…
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林芳正(自民)総務大臣
大変勉強になりました。
四月七日、今おっしゃったように、アンソロピック社が自社の新たなAIモデル、クロード・ミュトス・プレビューを発表したということなどは承知をしておるところでございます。
個別のAIモデルについて逐一コメントするということは差し控えなければならぬと思っておりますが、このAIが大変急速に発展して産業や国民生活の利便性や効率性を大きく向上させ得ると、これメリットの方だと思いますけれども、一方で、今御指摘があったように、サイバー犯罪の巧妙化等新たな脅威を生む、ゼロデーということですから、まだ見付かっていないバグをごくごく短い時間に見付けら…
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安野貴博(みらい)
大臣からこれは喫緊の課題であるという認識をいただきまして、それは非常に重要な認識であると思いますので、御答弁いただきありがとうございます。
次に、こうしたAIモデルに対して政府としてどういうふうに関与していくべきなのかということについて伺いたいと思います。
先ほど申し上げたとおり、クロード・ミュトス、これは一般に公開されておらず、金融業界やIT業界など特定少数のアメリカ企業のみがこれ提供されているというところです。これに対して、例えば、アメリカの財務省は即座にアンソロピック社に対してミュトスのアクセスを要請したり、あるいはFRBは大手銀行幹部と緊急会…
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- (上の発言)
85門門松貴内閣官房内閣審議官
お答えいたします。
先生御指摘のAI技術とサイバーセキュリティーでございます。AI技術の急速な進展、普及によってサイバー攻撃にAIが活用される、攻撃のスピード、規模が劇的に増加するなど、サイバーセキュリティーにおける新たな脅威に直面している状況は十分承知をしてございます。
サイバーセキュリティーの確保に関する総合調整を担う私ども国家サイバー統括室とすれば、AIを活用したサイバー対処能力の強化等について有識者会議での議論を進めておりまして、これを強力に取り組んでまいりたいというふうな方針で臨んでいるということでございます。
こうした観点で先生御指摘の御質問との関係で申し上げれば、米国ビッグテックも含め関係企業との情報交換等はしていることは事実であります。ですが、一般論として申し上げると、政府として個別の民間企業とやり取りを行うに当たっては、その合理性や正当性等を適切に評価する必要がある、また、こうしたやり取りが、その内容が出れば、我が国のサイバー安全保障に係る事案ですから、場合によっては攻撃者を利するおそれがあるということも考えなければならないと思っています。このため、働きかけの有無やその予定を含めてそのやり取りの状況をお答えすることは若干厳しいかなと思っておりまして、御理解いただければ幸いであります。
なお、先生の御指摘の途中でございました英国の関係当局でございます。AIのサイバーセキュリティー性能が高くなる中においても、イギリス当局が言っているのは、セキュリティーアップデートの適用等の基本的なサイバーセキュリティー対策の実施、セキュリティー水準の引上げが重要であるということを公表しておりまして、これは我が国としてもまさにそのとおりだと思いますので、そういった点踏まえながら、関係国とも緊密に連携して対処を進めてまいりたいというふうに考えております。
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安野貴博(みらい)
御答弁いただきまして、ありがとうございます。
一つ、有識者会議とも話しながら進めておられるというところですが、やはりかなりスピード感も重要になってくる事案だと思います。先ほど申し上げたとおり、余りこの攻撃能力の拡散まで猶予がないという認識を持った上で、素早くいろんなことを進めていただければなというふうに思っております。
また、一点お伺いしたいのが、役割分担に関してでございまして、こういった事態が起きてきたときに、じゃ、どの省庁がどのような役割分担を行っていくのか、誰がリーダーシップを発揮していくのかというところで、例えば恐らく総務省、あと国家サイバー…
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87門門松貴内閣官房内閣審議官
まず、国家サイバー統括室、私どもは、我が国の組織に対してまずサイバー攻撃が行われた場合等々であれば、通常、例えば通信事業を所管する総務省さん等々の関係省庁と連携しつつ、迅速に対応を行うというのが基本であります。その際に、被害の更なる拡大や深刻化を防ぐために、重要インフラのサイバーセキュリティに係る行動計画等々を我々作成しておりまして、必要な情報提供や注意喚起、関係省庁とともに行うという体制が組まれています。
更に申し上げれば、サイバー攻撃により国民の生命、身体等に重大な被害が生じるなどの緊急事態、この場合については、第一に、内閣危機管理監の指揮の下、官…
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吉川沙織(立憲)
もう時間ですので。
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