お答え申し上げます。
金融庁の金融サービス利用相談室に、本年、例えば本年一月から三月にかけて寄せられました暗号資産等に関する御相談、これ千四百六十六件であります。この旨はホームページにおいて公表されていますが、これについては、例えば、御質問にありますとおり、いわゆるミームコインを対象とした詐欺的な勧誘についての相談も含まれております。
また、同ホームページでは、利用者のお役に立てていただける相談事例についてもその分類や分析を御紹介しておりますが、その中では、例えば、暗号資産の購入を勧誘されたが、信頼できる業者か教えてほしいというような御相談については、金融庁のホームページにおいて登録事業者等を確認すること等についてアドバイスとして御紹介させていただいています。
あるいは、先ほどございました出会い系サイトやマッチングアプリ、あるいはSNS等をきっかけに海外の事業者のサイトに勧誘されたという御相談については、海外の事業者であっても日本の居住者向けに暗号資産交換業を行う場合には登録が必要であるということで、無登録業者との取引では金銭等をだまし取られる被害も生じていることから、一切関わらないように促すようなアドバイスも御紹介させていただいております。
さらに、金融庁では、一般利用者に向けまして、取引を行う前に暗号資産交換業の登録の有無等を確認いたしまして、無登録業者とは取引を行わないこと、あるいはマッチングアプリ等で知り合った人から投資の勧誘を受けても安易に投資をしないようにすることといった注意喚起を実施してまいっております。
今後とも、寄せられた相談事案等も分析しつつ、暗号資産交換業界等と連携しながら、暗号資産に関わる詐欺等について、事例の紹介、分析、あるいは注意喚起などを広く国民の皆さんに向けて、被害防止の取組を様々な形で行ってまいりたいと考えております。
46原原田秀一(国民)
国民民主党・新緑風会の原田秀一です。
本日は、金商法等改正法案のうち暗号資産規制、とりわけ、ミームコイン被害、海外DEX経由取引、SNS上の話題化と勧誘の強化についてお伺いします。
まず、今回の改正案について、暗号資産がもはや単なる決済手段ではなく、多くの国民にとって投資対象となっている現実を踏まえ、資金決済法中心の規制から金商法の投資者保護、市場公正性の枠組みに移していく方向性自体は評価をします。
金融庁の資料でも、国内の暗号資産の口座数は一千四百万を超え、年収七百万未満の利用者が七割を占めるとされています。暗号資産は、もはや一部の専門家や富裕層…
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片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
暗号資産につきましては、これまで決済手段としての観点で資金決済法で規制されてきましたが、足下では暗号資産の投資対象化が委員御指摘のとおり進んでおりまして、詐欺的な投資勧誘等への対応ですとか取引の公正性の確保等の課題が生じておりますので、こうした状況を踏まえまして、今般の改正法案では、利用者保護の充実を図るため、投資商品を規律する法律である金融商品取引法において暗号資産取引の実態に即した適切な規制の整備を行うという趣旨のものでございます。
具体的には、この規制の見直しによって、無登録業者や投資アドバイス等に係る不適切行為への対応、暗号資産の利用者に対する…
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48原原田秀一(国民)
ありがとうございます。
今大臣から、利用者保護、不公正取引の抑止という御答弁ありました。そこで、重要になるのは、政府が暗号資産被害の実態をどこまで把握しているかです。
現在の暗号資産被害と一口に言っても、中身は様々です。国内登録交換業者を通じた取引、海外の中央集権取引所を通じた取引、ユニスワップのような海外分散型取引所、いわゆるDEXを通じた取引、偽アプリ、偽取引所への誘導、SNSやロマンス詐欺による送金誘導など、被害の経路は大きく異なります。
特に、ミームコイン被害は、国内登録交換業者で上場、販売されるというより、SNS、動画、オンラインコミュニ…
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- (上の発言)
49堀堀本善雄金融庁総合政策局長
お答え申し上げます。
金融庁の金融サービス利用相談室に、本年、例えば本年一月から三月にかけて寄せられました暗号資産等に関する御相談、これ千四百六十六件であります。この旨はホームページにおいて公表されていますが、これについては、例えば、御質問にありますとおり、いわゆるミームコインを対象とした詐欺的な勧誘についての相談も含まれております。
また、同ホームページでは、利用者のお役に立てていただける相談事例についてもその分類や分析を御紹介しておりますが、その中では、例えば、暗号資産の購入を勧誘されたが、信頼できる業者か教えてほしいというような御相談については、金融庁のホームページにおいて登録事業者等を確認すること等についてアドバイスとして御紹介させていただいています。
あるいは、先ほどございました出会い系サイトやマッチングアプリ、あるいはSNS等をきっかけに海外の事業者のサイトに勧誘されたという御相談については、海外の事業者であっても日本の居住者向けに暗号資産交換業を行う場合には登録が必要であるということで、無登録業者との取引では金銭等をだまし取られる被害も生じていることから、一切関わらないように促すようなアドバイスも御紹介させていただいております。
さらに、金融庁では、一般利用者に向けまして、取引を行う前に暗号資産交換業の登録の有無等を確認いたしまして、無登録業者とは取引を行わないこと、あるいはマッチングアプリ等で知り合った人から投資の勧誘を受けても安易に投資をしないようにすることといった注意喚起を実施してまいっております。
今後とも、寄せられた相談事案等も分析しつつ、暗号資産交換業界等と連携しながら、暗号資産に関わる詐欺等について、事例の紹介、分析、あるいは注意喚起などを広く国民の皆さんに向けて、被害防止の取組を様々な形で行ってまいりたいと考えております。
50原原田秀一(国民)
ありがとうございます。
今の答弁をちょっと伺っている限りでありますと、暗号資産被害が増えていることというところ、どういったものがあるかというところは御認識されている一方で、例えばミームコインに限定させていただくと、そのうちどれだけが国内登録業者経由だったり、それがどれだけが海外DEX経由だったりというところは、政府としては体系的に分類して把握して分析しているということではないのではないかなというふうに思いました。
そこで、金融庁に更にお伺いしますが、今回の改正が本当にミームコインの被害に効いているのかを検証するためにも、金融庁は、相談や被害の情報の段…
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51堀堀本善雄金融庁総合政策局長
金融庁といたしましては、そのいわゆる暗号資産と呼ばれるもの、あるいはトークンと言われるもの全てを類型別に分析するというのはなかなか困難でありますけれども、先ほど申しましたような利用者相談の事案でありますとか、あるいはそれ以外にも暗号資産交換業を通じた様々な情報というようなものがございますので、それらを今後しっかりと分析をして国民に提示していきたいと考えています。
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52原原田秀一(国民)
確かに、千四百六十六件ということで多いと思うので、電話で聞くだけだと全てを何の情報と把握しにくいかもしれませんけれども、分類をある程度して、どこが取締りというか規制できていて、どこにやはり詐欺が多いかみたいなところはしっかり分析していただきたいと思っております。
次に、海外DEX経由のミームコイン取引に対する本改正案の限界について伺います。
サナエトークンの事例では、国内登録交換業者で販売されたのではなく、ソラナチェーン上で発行され、DEXで流通していたと言われております。この場合、購入者は、まず国内外の取引所でソラナを購入し、それを自分のウォレット…
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