井上俊剛金融庁企画市場局長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 12 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 184 発言)

お答え申し上げます。

暗号資産はグローバルに取引されるものでございますので、暗号資産取引に係る規制見直しに当たっては、海外の動向や国際的な基準との整合性にも留意すべきと考えております。

御指摘いただきました欧州の暗号資産市場規制、MiCAにおきましては、発行者等に対する情報開示規制、サービスプロバイダー規制、インサイダー取引規制を含む不公正取引規制等が導入されておりますところ、今般の改正法案でも同様の規制の強化等を図っておりまして、欧州のMiCAと比較してこの点は遜色のないものと考えております。

また、欧州のMiCAと比較した場合の相違点や今後の課題としては、例えばDeFi、分散型金融について申し上げれば、欧州のMiCAでは暗号資産サービスが仲介者なしで完全に分散化された方法で提供される場合、当該サービスは規制の適用範囲に含まれるべきではないとされているものと承知しておりますけれども、我が国におけるDeFiの規制の在り方については、金融審議会のワーキンググループの報告書の提言も踏まえ、継続的に検討してまいりたいと考えております。

また、情報公表規制の整備に当たりましては、利用者にとって分かりやすい形で情報が提供されることが重要でございまして、欧州のMiCAと同様に情報公表のフォーマットの標準化や自主規制機関のウェブサイトにおいて一覧性のある形で情報を閲覧することができるようにすることなどについて、今後、下位法令等を検討する中で対応していきたいと考えております。

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