青木孝徳財務省主税局長

2026年3月26日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 186 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 208 発言)

御指摘をいただきましたシンクタンクのレポートでございますが、中央値と下位一〇%地点の比率について、G7の中で格差が大きく、中間層と貧困層の格差が大きいということですとか、それから、まさに日本の格差問題というのは富裕層の突出ではなくて貧困層の困窮であるという御指摘だと思いますが、そういった点は私どもも承知しております。

このように、様々な分析、評価があり得ますが、今後とも、税制、社会保障制度、双方を通じて適切な再分配が行われることが重要と考えております。

その上で、今回の所得税の見直しについての御指摘でございましたが、今回の所得税の措置につきましては、元々所得階層に応じて四区分に分かれていた仕組みの簡素化でございますとか、特に低所得者の方々だけでなく、中間層にも負担軽減を図るということを重視した結果、このような制度になってございます。委員からは、特に所得再分配機能の低下について御指摘もいただいておりますが、今回のものについては政党間合意を踏まえて二年間の時限措置としてこうしたものでございます。

なお、まさに一番の低所得者の方々については、例えば給与収入二百万円の場合でございますれば、見直し後は課税所得ゼロとなって所得税がもう全額減税されるということになりますので、こうした点で配慮されたものになっておるということでございます。

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