根本祐二東洋大学名誉教授

2026年4月15日・第221回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 42 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 100 発言)

人が移転する、移動することについては、私は余り期待をしていません。なかなか無理だろうなと。政治家がそれを決断して、災害でも起きれば別ですけれども、平常時に移りましょうというのは難しいだろうな、無理だろうなと思っています。

私が申し上げている拠点の構想というのは選択肢を提示するということで、移ってもらえれば今までと同じような便利な生活、まあ便利というのは水道管があり、公共下水道があり、図書館がありということですけれども、それは保証します、ただし、今お住まいのところでも生活はしていただいて構いません、その代わり公共サービスの供給形態が変わりますよというようなことなので、どちらかを選んでくださいという、そういう言い方になりますね。それもけしからぬという人はいるかもしれませんけれども、強制的に移れと言っているわけではないので、そこはお許しいただけるかなと思います。

それで、実は、その拠点ができることによって自然に移動するということを非常に期待しているんですね。移れと言うんじゃなくて、そこに行くことが、子供たちの教育であるとか、あるいは親御さんの面倒を見る、介護の面倒を見るということも含めて、あるいは自分たちの便利な生活を維持するという意味でも、自分から進んで移るようなそういう魅力的な場所があれば、それが促進されるんだろうなと。

今は、東京まで行かないと駄目、名古屋まで行かないと駄目、大阪まで行かないと駄目という、近くに防波堤がないんですね。なので、そこまで行けば用が足りるよと、わざわざ遠くまで行く必要ないよねということで、それをやっているのが富山市であったり紫波町であったりするということでございます。

以上でございます。

前後のやりとり

38の発言を見る

46の発言を見る