池光崇国土交通省大臣官房公共交通政策審議官

2026年6月2日・第221回国会 参議院 国土交通委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 67 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 127 発言)

お答えをいたします。

委員御指摘のとおり、AIを活用したデマンド型乗り合いタクシーは全国各地で導入が進んでいるところでありますが、地域によりましては想定した利用実績に達していない場合もあると認識をしております。具体的には、高齢者も含めた幅広い利用者に使いやすい利用方法となっていなかったり、周知が十分になされていないこと、また、使用する車両の規模や運行区域、運賃などの設定が適切でないこと等により利用者数が伸び悩むといった課題のほか、導入後の運行に対する費用負担が大きいことなどによりまして、地域に十分定着していない事例もあると承知をしております。

このような課題に対しまして、例えば本法案における今回新たな制度といたしまして、自動車地域旅客運送サービス再構築事業につきましては、地域の関係者から車両や運転者等の協力を得ることで最適な運送を確保する事業でありまして、本事業の活用により、交通サービスがより利用しやすく効率的なものとなることが期待をされます。また、地域の事情に精通しつつ地域交通に関する知見を有する連携促進団体が、地方公共団体とともに、地域に密着した周知、広報等を効果的に行うことも期待されます。

加えて、国におきまして、地方公共団体が人材や組織を育成する取組に対して財政支援を行うとともに、地方運輸局等による制度、事例等の情報、知見の提供も含めた伴走支援を実施し、課題解決に取り組む自治体を総合的に後押しをしているところであり、これらの支援を通じまして、引き続き持続可能な地域公共交通を実現をしてまいります。

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