大臣、現状についてはかなり進捗をしているものもあるというふうに私も思っています。
ただ、大臣もう御案内のとおり、大臣の御地元のお隣の宮崎実験線というのができて、スタートをしてもう五十二年が経過をし、山梨に実験線が移って、一九九〇年ですから、もう三十六年が実は経過をしています。そういう意味で、ちょうど十年前の、先ほどちょっと触れました鉄道・運輸機構を通じて財政投融資の低利融資を行うと、この大前提は、全体の開業計画を八年縮めると、前倒しにするということを前提に、十年前にいろんな御議論の末、十一月に成立をしたというふうに承知をしています。
課題については、その河川の残土の問題とか景観の問題とかいろいろあったんですが、そういう意味では、八年前倒しをして、そのときから二〇二七年に少なくとも品川―名古屋間は開業するというのが十年前の前提でありました。それがいろんな静岡の問題もあって遅れているのはよく分かった上で、これは大臣、五十年、三十年以上、十年前のしっかりした計画を踏まえて、ようやく静岡の問題もいろいろめどが付きつつ、まあ全部とはこの場では大臣は言えないと思うんですが、実は地元の中でも非常に今、まあ永井さんもそこに座っていますけれども、少なくとも山梨では余り大きな関心が、以前よりは関心が少なくなったように感じます。それは、ほかの多分、中間駅を持ったところも同じだと思うんです。やっぱり、めどを示すというのはすごく大切だと思うんです。
二七という数字がずれるということは明確にお話をされていますけれども、地元の例えばリニアのそばの環状道路というのが山梨にあるんですが、そこの数字では三四年ぐらいに開業するということを前提にその整備計画は作っていると。道路局長、隣に、後ろの方におられますけど、そこら辺はちょっと後で聞きますけれども。やっぱりめどがないと人間というのはなかなか動かないというのが、まあ大臣は違うかもしれませんが、少なくとも私はそういうふうに育ってきましたから。
ですから、やっぱり、この大前提がクリアできれば五年後にはできるよと、目標にするよ、いや、十年掛かるんだということでもいいかもしれませんが、やはり、それ相応のめどをやっぱりしっかりもう言っていただかないといけない時期に来ている。もう二七なんて来年ですから、まだそれが前提として残っているというのは絶対あり得ないこと。それが十年後だ五年後だというのは、やっぱりどう考えてもおかしい。
ですから、大臣、先ほどの大臣の所信で述べられたいろんな国土形成計画でも非常に大きな効果を持つと言われている以上、明言をされた以上、しっかりと開業の時期、まず品川―名古屋間はいつの開業が目途になるのかということを、是非大臣、お答えをいただきたいと思います。
73
吉田忠智(立憲)
終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
74
後藤斎(国民)
国民民主党の後藤です。
大臣、どうぞよろしくお願いします。
まず、リニアについてお伺いします。
先ほど羽田委員からも幾つかお話がありましたけれども、三月、今月は、リニアで大きな三つのエポックがあったというふうに私は思っています。
一つ目は、所信表明で大臣が、基幹的な交通体系の整備という中で、しっかりとリニア中央新幹線ということを明示していただいたこと、さらには、新幹線ネットワークの整備推進という中で、リニア中央新幹線の全線開業に向けた環境整備等の取組を進めるという二点であります。
さらに、大臣も御案内のとおり、三月の十一日に、一番遅れていた中間…
この発言のページ
75五五十嵐徹人国土交通省鉄道局長
お答え申し上げます。
リニア中央新幹線品川―名古屋間におきましては、JR東海によりますと、山梨リニア実験線約四十三キロを除きます工事区間約二百四十三キロメートルのうち約九割の区間、約二百十七キロメートルで工事契約が締結されていると。それから、用地につきましては約八五%で取得が完了しておりまして、それから、工事で生じる発生土のうち約八五%については活用先を確保済みというふうに承知をしているところでございます。
また、品川―名古屋間で建設予定の駅につきましては、委員からも御指摘がございましたように、三月十一日に山梨県駅、これ仮称でございますが、着工したこ…
この発言のページ
- (上の発言)
76
後藤斎(国民)
大臣、現状についてはかなり進捗をしているものもあるというふうに私も思っています。
ただ、大臣もう御案内のとおり、大臣の御地元のお隣の宮崎実験線というのができて、スタートをしてもう五十二年が経過をし、山梨に実験線が移って、一九九〇年ですから、もう三十六年が実は経過をしています。そういう意味で、ちょうど十年前の、先ほどちょっと触れました鉄道・運輸機構を通じて財政投融資の低利融資を行うと、この大前提は、全体の開業計画を八年縮めると、前倒しにするということを前提に、十年前にいろんな御議論の末、十一月に成立をしたというふうに承知をしています。
課題については、その河川の残土の問題とか景観の問題とかいろいろあったんですが、そういう意味では、八年前倒しをして、そのときから二〇二七年に少なくとも品川―名古屋間は開業するというのが十年前の前提でありました。それがいろんな静岡の問題もあって遅れているのはよく分かった上で、これは大臣、五十年、三十年以上、十年前のしっかりした計画を踏まえて、ようやく静岡の問題もいろいろめどが付きつつ、まあ全部とはこの場では大臣は言えないと思うんですが、実は地元の中でも非常に今、まあ永井さんもそこに座っていますけれども、少なくとも山梨では余り大きな関心が、以前よりは関心が少なくなったように感じます。それは、ほかの多分、中間駅を持ったところも同じだと思うんです。やっぱり、めどを示すというのはすごく大切だと思うんです。
二七という数字がずれるということは明確にお話をされていますけれども、地元の例えばリニアのそばの環状道路というのが山梨にあるんですが、そこの数字では三四年ぐらいに開業するということを前提にその整備計画は作っていると。道路局長、隣に、後ろの方におられますけど、そこら辺はちょっと後で聞きますけれども。やっぱりめどがないと人間というのはなかなか動かないというのが、まあ大臣は違うかもしれませんが、少なくとも私はそういうふうに育ってきましたから。
ですから、やっぱり、この大前提がクリアできれば五年後にはできるよと、目標にするよ、いや、十年掛かるんだということでもいいかもしれませんが、やはり、それ相応のめどをやっぱりしっかりもう言っていただかないといけない時期に来ている。もう二七なんて来年ですから、まだそれが前提として残っているというのは絶対あり得ないこと。それが十年後だ五年後だというのは、やっぱりどう考えてもおかしい。
ですから、大臣、先ほどの大臣の所信で述べられたいろんな国土形成計画でも非常に大きな効果を持つと言われている以上、明言をされた以上、しっかりと開業の時期、まず品川―名古屋間はいつの開業が目途になるのかということを、是非大臣、お答えをいただきたいと思います。
77
金子恭之(自民)国土交通大臣
後藤委員には、山梨県知事として、関係自治体のトップとして、また国会議員として長きにわたってこの問題には取り組んでいただいておりますし、今歴史についてもお話をいただきました。おっしゃるとおりだというふうに思います。なかなか厳しい質問だというふうに思いますが、今私どもでお答えできる範囲でお答えをさせていただきたいというふうに思います。
現在工事中の品川―名古屋間の開業時期については、工事実施計画では、先ほどお話がありましたように、令和九年、二〇二七年以降となっておりますが、いまだ着工のできていない静岡工区の着工が早期開業に向けた重大な課題と認識をしておりま…
この発言のページ
78
後藤斎(国民)
大臣、一日も早くというふうに踏み込んでいただいてとてもうれしいと思うんですが、やっぱり今の静岡の状況、国交省もいろんな協力、サポートをして進んでいるということもよく理解はした上で、やっぱり二七という数字がまだ生き続けているというふうな前提で、それにプラスアルファという、やっぱり曖昧というのはよくないと思うんです。これは道路整備要請にもいろんな自治体が、先ほどの観光行政にも、そしてそれぞれの、今、中間駅が山梨が最後で、それぞれの県で進んでいるものも、やっぱり、いや、十年後でいいやと。この間、ある市町村長さんとお話をしたら、二〇三七年ですよと、もういろんな数…
この発言のページ
79沓沓掛敏夫国土交通省道路局長
お答え申し上げます。
中部横断自動車道は、静岡県、山梨県、長野県の三県を結ぶ高速道路で、令和三年八月までに山梨県の双葉ジャンクションから静岡県の新清水ジャンクションまでつながったことによりまして、沿線の工業地の地価が最大約一割向上したこと、あるいは山梨県の道の駅富士川の集客数が約二割増加したことなど、道路整備による具体的な効果が現れております。
今委員から御指摘がありました北部区間、未整備区間でございます長坂から八千穂までの区間、これの整備をして全線つなげることにより、更に日本海側との連携強化が図られ、災害時のリダンダンシーの確保あるいは観光周遊ルー…
この発言のページ