ありがとうございました。当事者からいろいろコメントをいただけるのは幸いでございます。
なるほどと思いました。どちらかといえば、移民よりもアンチグローバリズムの、特に多国籍企業の問題性を重視するのは、ヨーロッパではどちらかといえば左派ポピュリズムの強いところで、右派ポピュリズムはとにかくやはり排外主義が非常に強いというところがあるので、ちょっとお話ししていて、参政党さんについてはそういうことなのかなというところも思ったところでございます。
それから、御指摘幾つかいただきましたが、ありがとうございます。
EUに関してなんですけれども、EUは規制の帝国とも言われますが、EUそのものが社会政策を行って、富裕層からお金を取って貧困層に配分するという仕組みを持っているわけではないです。EUはあくまで、そういった仕組みは国ごとにシステムを維持した上で、その上で全体としての枠組み、例えば様々な差別禁止であるとかを掛けていくんですが、EUがお金を右から左に引っ張ってくるのとはちょっと違うんです。
他方で、EUはもちろん都市政策などいろんな形でお金を配分しているんですが、社会政策の点では、その点ではちょっと弱いです。その結果、近年の、先ほどからお話ししているような都市間格差、都市と地方との格差など様々な格差が見える中で、EUというのはむしろ上から様々な規制を掛けてきて庶民をいじめるものだという意識も出てくる。例えば、脱炭素化でEV推進というものは、EVが買えないと困っちゃうわけですね。そうすると、庶民層からすると、むしろEVというのは上から、何というか、理想を押し付けて庶民を苦しめているように見える面もある。その辺りのギャップがやはり近年の、まあブレグジットにしろ、それ以外のアンチEU的な庶民の動きや政党の動きにつながっているということを見るところであります。
ただ、私、その中でも、ある言葉がヨーロッパで言われていて、世界の終わりか今月の終わりかという言い方があるんですね。これどういうことかというと、エリートは、世界の終わり、例えば地球環境の破壊を見る。でも、庶民は、もうそれよりも今月の終わり、要するに、様々な家賃とか水道代、ガス代、電気代の請求書が今月に来て、今月をしのげるかどうかというところで困っている。その、何というかな、見方の違いを表すような言葉なんですけれども、その双方が分裂している状況は非常に残念であると思います。むしろ、その中で必要なことは、様々な、エリートと大衆といった分断ではなくて、相互の間はダイアログや意思決定におけるインクルージョンを進めていく、それが恐らく必要だろうと思っております。
その中で、特にインターネットというのは、やはり庶民の言葉をそのまま伝える上では非常に有効な手段でもあり、例えばEUレベルで、インターネットを使って、しばらく前に、夏時間を廃止するかどうかというようなEUレベルのアンケート的な投票を行ったということもありまして、実はヨーロッパの中では夏時間は意外に評判悪いんですね。
やっぱり、そういった様々な形で人々の意向を酌み取っていくようなシステムをつくっていかないと大きなまとまりは維持できないだろうと思っております。
以上です。
43
石井苗子(維新)
ありがとうございます。終わります。
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44
鈴木宗男(自民)
大津力君。
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45大大津力(参政)
参政党の大津力でございます。
今日、話題が右派ポピュリズム政党ということで、我々のことを指しているのかなというところでございますけども、まず、現状の、中にいる人間から、認識なんですけども、私たちは行き過ぎたグローバリズムに反対ということで反グローバリズムということを掲げているんですけども、このグローバリズムというのは単なる国際化とかそういったことではなくて、多国籍企業や機関投資家が資本の力、お金の力を使って他国のルールの変更に介入をして、結果、自分たちの企業の利益を最大化しようとする、そういった動きをグローバリズムと呼んでおりまして、これによってこの日…
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- (上の発言)
46水水島治郎千葉大学大学院社会科学研究院教授
ありがとうございました。当事者からいろいろコメントをいただけるのは幸いでございます。
なるほどと思いました。どちらかといえば、移民よりもアンチグローバリズムの、特に多国籍企業の問題性を重視するのは、ヨーロッパではどちらかといえば左派ポピュリズムの強いところで、右派ポピュリズムはとにかくやはり排外主義が非常に強いというところがあるので、ちょっとお話ししていて、参政党さんについてはそういうことなのかなというところも思ったところでございます。
それから、御指摘幾つかいただきましたが、ありがとうございます。
EUに関してなんですけれども、EUは規制の帝国とも言われますが、EUそのものが社会政策を行って、富裕層からお金を取って貧困層に配分するという仕組みを持っているわけではないです。EUはあくまで、そういった仕組みは国ごとにシステムを維持した上で、その上で全体としての枠組み、例えば様々な差別禁止であるとかを掛けていくんですが、EUがお金を右から左に引っ張ってくるのとはちょっと違うんです。
他方で、EUはもちろん都市政策などいろんな形でお金を配分しているんですが、社会政策の点では、その点ではちょっと弱いです。その結果、近年の、先ほどからお話ししているような都市間格差、都市と地方との格差など様々な格差が見える中で、EUというのはむしろ上から様々な規制を掛けてきて庶民をいじめるものだという意識も出てくる。例えば、脱炭素化でEV推進というものは、EVが買えないと困っちゃうわけですね。そうすると、庶民層からすると、むしろEVというのは上から、何というか、理想を押し付けて庶民を苦しめているように見える面もある。その辺りのギャップがやはり近年の、まあブレグジットにしろ、それ以外のアンチEU的な庶民の動きや政党の動きにつながっているということを見るところであります。
ただ、私、その中でも、ある言葉がヨーロッパで言われていて、世界の終わりか今月の終わりかという言い方があるんですね。これどういうことかというと、エリートは、世界の終わり、例えば地球環境の破壊を見る。でも、庶民は、もうそれよりも今月の終わり、要するに、様々な家賃とか水道代、ガス代、電気代の請求書が今月に来て、今月をしのげるかどうかというところで困っている。その、何というかな、見方の違いを表すような言葉なんですけれども、その双方が分裂している状況は非常に残念であると思います。むしろ、その中で必要なことは、様々な、エリートと大衆といった分断ではなくて、相互の間はダイアログや意思決定におけるインクルージョンを進めていく、それが恐らく必要だろうと思っております。
その中で、特にインターネットというのは、やはり庶民の言葉をそのまま伝える上では非常に有効な手段でもあり、例えばEUレベルで、インターネットを使って、しばらく前に、夏時間を廃止するかどうかというようなEUレベルのアンケート的な投票を行ったということもありまして、実はヨーロッパの中では夏時間は意外に評判悪いんですね。
やっぱり、そういった様々な形で人々の意向を酌み取っていくようなシステムをつくっていかないと大きなまとまりは維持できないだろうと思っております。
以上です。
47大大津力(参政)
ありがとうございました。
続きまして、下斗米参考人にお伺いしたいんですけども、ヨーロッパ、日本でこうした右派ポピュリズムが急伸しているというところでございますけども、ロシアの現状についてお尋ねしたいんですが、なかなかロシアではちょっとまた様相が違うんではないかなとは思うんですが、また、ロシアの中でも東と西でも全く状況も違うんではないかなと思うんですが、ロシアで、東はどんな感じ、西はどんな感じ、そうした政治的な動きというところがございましたら、お知らせいただければ幸いです。
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48下下斗米伸夫神奈川大学特別招聘教授/法政大学名誉教授
大津先生、どうもありがとうございました。
私は、日本の政党の名前は非常にロシアに似ている、ロシアがコピーしたというのが正確なんでございますが、自由民主党という右派政党、それ以上言うと、どういうふうに違うかという問題になるかと思いますが、それから、公正党という公明党に似たお名前の政党、中道政党がございます。立憲民主党というのは、二十世紀初めにロシア革命が起きるとき最初にできた、どちらかといえばマルクス主義的な政党だったと。ただし、ロシアのマルクス主義というのは、実は、革命的なマルクス主義と並んで合法マルクス主義というのは、ロシアに十九世紀末、資本主義が発…
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49大大津力(参政)
ありがとうございます。
近年の、先ほど申し上げましたけれども、ヨーロッパ、日本等でそうした変化が起きていますけども、ロシアでの変化というのはございますでしょうか。
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