下斗米伸夫神奈川大学特別招聘教授/法政大学名誉教授

2026年5月27日・第221回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 18 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 69 発言)

福士先生、どうもありがとうございました。

私の理解は、実は北朝鮮軍はウクライナで戦っておりません。クールスク州というロシアに入ってきたウクライナ軍のこれをテロリズムであるということにして、対テロ作戦に一万数千人動員して、恐らく数千人の犠牲者が出たであろうということであります。

これは、同時に、北朝鮮からすれば、現代戦、ドローン戦、こういったものを学習するという効果もあったんではないかと思います。一九七九年の、トウ小平氏がベトナムから逆の意味で学ぼうとしたことと似たことだと理解しております。

今はどうかというと、ちょっと分かりませんが、恐らくドンバスには工兵隊のようなものが入っている可能性はあります。工兵隊は基本的に道路を造ったりインフラ整備ということで、同時に、北朝鮮はこれで外貨が入りまして、実は豊かな社会になるきっかけが出てきました。その意味では、今御案内のとおり、韓国と北朝鮮の経済格差が数十倍あるとも言われておりますし、韓国が統一に消極的であるのはこの経済格差でございますが、ロシアとの協力が幸か不幸か、議論はあるかと思いますが、少し国際社会に北朝鮮を開けたという側面があるのではないかと思います。決してそれがいいというふうに申し上げているわけではありません。

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