宮田律一般社団法人現代イスラム研究センター理事長

2026年4月15日・第221回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 38 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 52 発言)

修復は、イスラエルが国際法を破っている限りは難しいと思うんですね。今、ヨルダン川西岸にイスラエルは入植地をつくって拡大させていますよね。それから、先ほども言いましたけれども、ガザのパレスチナ人たちを追放しようとしている。イスラエル軍は現在、ガザの五三%を占領しておりますけれども、そうしたイスラエルの国際法違反がやまない限り難しいんではないかなという気がするんですよね。

イスラエルの、パレスチナの問題については、人道外交議連でずっと伊勢崎先生とか一緒にやってきましたけれども、なかなかパレスチナ人の人道支援も容易に、円滑に認められていないような状態の中で、そこでもって、二国家解決、二国家解決であるべきなんですけれども、イスラエルが大きな阻害要因になっている。歴史の浅い、アメリカよりも歴史の浅いイスラエルが阻害要因になっているという気がします。

本来ならば、まあ歴史を話せば長くなるんですけれども、パレスチナという一つの国家の中で、パレスチナ人、アラブ人とユダヤ人が共存するような国家の形態がよかったんでしょうけれども、イスラエルはユダヤ人のみによって構成されるというような単一民族国家を目指しておりますので、なかなか難しい。

今、イスラエル国内では極右派が台頭していまして、パレスチナ人たちを追い出すということで運動をやっておりますので、そういった人たちの動きを見ても、これは難しいんではないかなという気がします。それについては、やはり日本は圧力を加えるべきだというふうに考えますけれども。

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