以前、二〇二七年問題と言われて、かつてのインド太平洋軍司令官が二〇二七年には中国は侵攻できる能力を持つんだという話と、もう一つは、その政治サイクルにおいて、まさに習近平四期目、更に言うと人民解放軍百周年、いろんなサイクルの中で二〇二七年が危ないんだという話があったんですけれども、でも、我々が台湾海峡を見るとき、そんな運命論的に、ディターミニスティックに見る必要は全然ないと思っていて、それは、もしそのような考えを起こしたとしても、その作戦遂行が不可能であれば、それは侵攻はできないと。で、その不可能にするものは何かというと、それは先ほど来議論している抑止力が利いているかどうかという問題だと思います。
その抑止力とは何かということは、必ずしもその軍事力を同じ量にしていって手詰まりを起こすということではなくて、その作戦遂行を拒否するだけの拒否能力がどのぐらい担保されているか、そして、その拒否能力があるという状態を中国側が理解して、今日はそれはできないな、明日もできないなという状態をずっと続けていけることができるかどうかということが続けていけるとすれば、この四の現状では困難ということが続くだろうということだと思います。
仮に、この台湾に関する今戦略的曖昧性と呼ばれている状態の下で、もうアメリカは介入しないんじゃないかとか、今はもうこの体制では全く介入できる軍事的な余地はないと判断、中国側がすると、そこは軍事行動に対する窓が開いていくという状態になって、その窓をできるだけ閉じていくということをどれだけ二〇二〇年代の後半から二〇三〇年代まで続けていけるかどうかというのが、この四が、現状では困難、さらに将来も困難ということにしていくときの大変重要な課題だと思います。
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石平(維新)
じゃ、そうしますと、今のお話、当然何もかも中国とけんかするばかりではないということは私もよく理解しておりまして。ただし、じゃ、抑止力なくして、あるいは中国取り入れるということが、じゃ、果たしてそれで中国が変わるのかという話。
ただ、さっき参考人もおっしゃったように、中国、健全化する。じゃ、私自身は、少なくとも中国の体制変わらない限り中国の健全化を望むことは恐らくもう無理だろうと思いまして。いや、ですから、今、最近の世論調査でも、日本国民の七割ぐらいは中国との関係改善は別に望んでいない。私は、それ常識的な考え方であって。じゃ、要するに中国をどういう方法で…
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鈴木宗男(自民)
はい、どうぞ。
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石平(維新)
神保参考人にお聞きしたいことですけれども、台湾海峡危機のシナリオのところで、最後、最後の一言がすごく大事なことを書いてありまして、要するに武力統一、全面侵攻は参考人の認識としてはもう現状では困難という、すごく重要なそういう御判断だと思いまして、いや、それは、国際情勢から見た上で困難であるか、それとも中国の国内情勢から見て困難であるかと、そこをちょっと、もうちょっと詳しくお聞きしたいと思います。
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- (上の発言)
43神神保謙公益財団法人国際文化会館常務理事・慶應義塾大学総合政策学部教授
以前、二〇二七年問題と言われて、かつてのインド太平洋軍司令官が二〇二七年には中国は侵攻できる能力を持つんだという話と、もう一つは、その政治サイクルにおいて、まさに習近平四期目、更に言うと人民解放軍百周年、いろんなサイクルの中で二〇二七年が危ないんだという話があったんですけれども、でも、我々が台湾海峡を見るとき、そんな運命論的に、ディターミニスティックに見る必要は全然ないと思っていて、それは、もしそのような考えを起こしたとしても、その作戦遂行が不可能であれば、それは侵攻はできないと。で、その不可能にするものは何かというと、それは先ほど来議論している抑止力が利いているかどうかという問題だと思います。
その抑止力とは何かということは、必ずしもその軍事力を同じ量にしていって手詰まりを起こすということではなくて、その作戦遂行を拒否するだけの拒否能力がどのぐらい担保されているか、そして、その拒否能力があるという状態を中国側が理解して、今日はそれはできないな、明日もできないなという状態をずっと続けていけることができるかどうかということが続けていけるとすれば、この四の現状では困難ということが続くだろうということだと思います。
仮に、この台湾に関する今戦略的曖昧性と呼ばれている状態の下で、もうアメリカは介入しないんじゃないかとか、今はもうこの体制では全く介入できる軍事的な余地はないと判断、中国側がすると、そこは軍事行動に対する窓が開いていくという状態になって、その窓をできるだけ閉じていくということをどれだけ二〇二〇年代の後半から二〇三〇年代まで続けていけるかどうかというのが、この四が、現状では困難、さらに将来も困難ということにしていくときの大変重要な課題だと思います。
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石平(維新)
ありがとうございました。大変勉強になりました。
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鈴木宗男(自民)
次に、杉本純子さん。
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46杉杉本純子(参政)
本日は、大変貴重なお話を、神保先生、岩間先生、田中先生、ありがとうございました。
参政党の杉本純子と申します。
私たち参政党は、日本の国益を守り、世界に大調和を生むということを理念に掲げております。ただ、今、目まぐるしく変わる日本も無関係ではいられないという世界情勢の中で、世界の国々とやはりしっかり対話をして調和を築きながらも、日本の国益を守る国守りを強くしていかなければならないと考えています。
今日お話がありました中で、情報、移民問題、中間層の減少、あと日米関係、今後の、またトランプ大統領の動向や、中国と日本の関係性、またエネルギー問題など様々お…
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