小野達也追手門学院大学地域創造学部教授

2026年3月9日・第221回国会 参議院 行政監視委員会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 131 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 145 発言)

私としては、まず一つは、ネガティブなというか良くないところを探すような、決めるような評価というのがなかなか後ろ向きになってしまうという、その問題は確かにそのとおりと思うんですね。

一方で、今日ちょっと駆け足になってお話しできなかった部分かもしれないんですけれども、一般論として、精度を上げて政策を分析していくと、要するに外部要因ですとか交絡要因とか偶然の効果を取り除いていくとだんだん小さくなっていくわけですね、一般的な傾向としては。それ、効果がなかった、少なかったということが実はそうだったと分かるというのは、それをポジティブに捉える文化といいましょうか、そうすることによって改善できるわけですよね。その発見というのを高く評価するというか、そういう文化というか、ものを是非醸成していくべきだというふうに思っています。

ガバナンスということだと、どこかが統一的にというか責任を持ってというのはこれ非常に難しい話だと思いますし、先ほど申し上げたように、あらゆるところでEBPMというふうに考えたときに、やっぱり同時多発的にというか、いろんなところでいろんな動きがあって、全体としてと。そのときにやっぱり必須なのはやっぱり関心だと思うので、世の中の関心だと思うんですよね。国会ももちろんそうなんですけれども、メディアとかそういうところが、その評価結果、評価のやり方に常に関心を持つ。その辺が良い意味でも悪い意味でも言及するというか、そういうものが相まっていろんなものが改善していく。

つまり、政策がうまくいっていないことをポジティブな機会と捉えて改善していくとか、そういうふうに是非なっていただきたいと私は思っております。

以上です。

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