佐藤紳農林水産省大臣官房生産振興審議官

2026年7月9日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 99 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 228 発言)

お答え申し上げます。

果樹などの高所からの転落による死亡事故は近年減少傾向で推移し、令和五年は十七人まで減少しておりましたが、一転して、令和六年は三十二人まで急増しています。前年からの増加分の十五人のうち約半分の七人は六から八月に増加したということでありまして、令和六年が例年と比べて高温であったことが影響している可能性があると分析しておりまして、現在、全国で夏の熱中症対策声掛け運動を展開しているところであります。

このように、事故の防止対策を講じていくためには事故の発生状況を把握することが重要であります。事故に遭った方のうち、後遺症の有無、あるいは労災保険等に加入していない方の数、こういったところは把握はできておりませんけれども、死亡事故件数については、厚生労働省の人口動態調査の結果を用いて農水省において全件を把握、集計しているほか、死亡事故以外の事故についても、地方自治体や農業関係団体の協力を得て、毎月情報を収集し、公表しております。

これに加え、今般の法改正により、雇用者については労災保険への加入が義務付けられるということでありますので、事故情報についてもより広く把握することができると考えております。

今後とも、幅広い事故情報の収集、分析を通じまして、事故発生の抑制に努めてまいる考えであります。

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