宮出千慧 (参政党)

2026年6月25日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 161 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 206 発言)

まさに原因はおっしゃっていただいたとおりだと思います。

この機能不全家族をめぐる問題の中でも、私が特に深刻に受け止めなければいけないと思っているのがこの世代間連鎖という問題です。例えば、虐待を受けて育った子供が親になったとき、自らも子供に虐待を繰り返してしまうというリスクが高いことは広く知られているところです。これ、同様に、依存症家族で育った子供が自らも依存症に陥りやすいとも言われている。そして、貧困もまた親から子へと受け継がれやすい構造があります。こういった負の連鎖が続いていくということですね。

この連鎖のメカニズムを考えるときに重要な視点となるのが、やはり親自身の心理的、精神的な問題です。虐待やDV、貧困といった困難な家庭環境で育った親の多くは、自身が被虐待経験やトラウマを抱えていて、その影響から感情のコントロールが難しかったり、子供との健全な愛着関係を築くことに困難を抱えているというケースが少なくないと指摘されております。言うなれば、この加害者として見られがちな親自身もまた癒やされていない被害者であるという視点が不可欠かと思います。

この世代間連鎖を断ち切るためには、子供への直接支援と並行して、親自身へのメンタルヘルス支援やトラウマケアにより、より積極的に取り組むことが必要ではないかと考えております。

そこでお伺いいたします。

この虐待やトラウマを背景に持つ親に対するメンタルヘルス支援やトラウマケアについて、現在どのような取組が行われているでしょうか。

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