黒田秀郎厚生労働省老健局長

2026年6月25日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 97 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 206 発言)

お答え申し上げます。

訪問介護事業所の経営状況につきましては、委員御指摘くださった介護事業経営実態調査、あるいはそれに先立つ概況調査、それから様々調査研究も行っておりますので、そうした中で明らかになっていることをベースに議論していくということは先生御案内のとおりでございます。

こうしたものの中で、先日大臣からもお答え申し上げましたように、訪問介護事業者の経営状況につきましては、地域の特性、事業所の規模、事業形態等によって様々だということで基本的には認識してございます。

具体的に幾つか申し上げますと、例えば令和六年度の改定検証調査というようなものやっております。こうしたものの中では、住宅型有料老人ホームの入居者に係る訪問介護につきましては、戸別訪問型の提供とは異なって一回当たりの移動に係るコストが少なくて、効率的な運営が可能であるといったこと、それから逆に、中山間・人口減少地域におきましては、地域資源の状況によりやむを得ず移動距離などを要しまして、事業運営が非効率にならざるを得ない等の課題を事業者の方々が抱えていらっしゃるといったことが示唆されているというふうに考えております。

こうした特性の違いも踏まえまして、現在実施しております介護事業経営実態調査におきましても、先日大臣がお答え申し上げましたが、事業者の立地、規模、それから事業形態、この事業形態には、先ほど先生がおっしゃってくださった戸別訪問型なのか集合住宅併設型なのかと、こういったものを含みますが、こうした経営状況をまずは決算のデータ等々をベースにしてきめ細かく把握をさせていただく、これを報酬改定の議論の素地と、素材として御用意し、幅広く御議論いただくということを想定をしております。

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