志田信也公益社団法人認知症の人と家族の会介護保険・社会保障専門委員会委員長

2026年6月16日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 85 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 88 発言)

ありがとうございます。

なかなか難しい問題で、認知症の人と家族の会としてお答えする部分が難しい部分もありますので、個人的な見解も含めましてちょっとお答えをさせていただきたいと思います。

実は、私自身もなかなかこういったことにちょっと見識がなくて、実は、社会福祉の仲間に昨日、私、山形県におりますもので、山形県の社協と、あとは山形市の社協八名の方にオンラインで集まっていただきまして、この質問をあらかじめいただいておりましたので、お聞きをしたところでございます。

それで、現在のいわゆる日常生活自立支援事業、いわゆる日自でございますが、これは全国の都道府県社協が実施主体で、その都道府県社協が市区町村社協に委託をして実施をしているという構図でございます。そして、その市町村社協は、実際に御利用者の方々と契約をする部分においては、市町村社協と、それとその利用される方と、それと県社協と、三者での契約になるということでございました。

そして、市区町村社協は都道府県社協にいわゆる監視、監督をされ、また、都道府県社協は、いわゆる運適と言っていますが、運営適正化委員会がこの運営をずっと監視をするということになっているようです。

ただし、天畠委員が御指摘のとおり、見え方としては、やはり両方とも山形市においては中核機関とその日自、今度新日自も同じ形になりますので、同じような形で両方が山形市社協がやるという意味合いであれば、これは御指摘のとおり利益相反関係というふうに言われても致し方ないのではないかなというふうに思っております。

そして、今回の呼び名が今度、地域権利擁護支援センターという名前に変わるのかもしれません。現行は、山形市は成年後見センターという中核機関になっております。これは、市町村が実施主体になっています。ですので、本来は同じところがやっているんですが、それぞれ実施主体は別ということになっています。ですので、すぐに利益相反行為が出現するということはないかと思いますけれども、御指摘いただいている御懸念というのは必ず誰にでもあるように思います。

ですので、このことについては、ただし、ずっとこの中核機関ももう既に市町村社協が受けている場合が多いので、今からどうしようというとなかなか難しい部分もあると思います。ですので、いろんな形でその懸念に対する、いわゆる条件を付けたりとかということが必要になってくるんじゃないかなというふうに私は思っています。

また、実は市区町村社協はいろんな事業を、市町村がやらなきゃいけない事業をいわゆる丸投げする組織になってしまっているんですね。そういった課題も、今回の御指摘いただいている課題にちょっと影響をしているのかなというふうな印象を持っております。

以上でございます。

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