桜井なおみ一般社団法人全国がん患者団体連合会副理事長

2026年5月19日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 70 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

ありがとうございます。

私どもも二〇一一年に調査をしたことがあるんですけれども、このときの調査で、がんの患者さん、働く世代のがんの患者さんが受療による労働損失と、それから仕事を失う、三人に一人というのがこのときは状態でしたので、両方を足し算すると、年間で一兆一千四百二十四億円のお金が毎年毎年失われているということが分かっておりました。

ですので、やはりこの予算のことを、この失われているお金のことを考えても、やっぱり就労支援に対してしっかり投資をしていくということは非常に重要なことだと思っていますし、社会保障全体として考えるときにも、こういう薬の薬効というか効き目というようなところもしっかり考えて議論をしていくことが大事なんではないかなと思っています。

また、患者の中では、なかなか動くことができなくなっている、それが今の障害者の手帳の中ではなかなか評価がされにくいというような問題があります。

こうしたところ、今議論の中で準障害者という、少しランクを落として働き方の質というようなところでもっと組み入れていけないかということで、今難病の患者さんたちも幾つかスタートしているかと思っています。例えば、自治体の中で雇用をするときに、準障害者の方、難病の方を雇用しましょうということをしっかり定めて、そして雇用をしていくということを促進しているところもあります。そうした取組というものがこれから必要なんではないかなと思っています。

まだ、日本の中には失われて眠っている労働力というのがたくさんあると思っていますので、是非こうしたところも配慮をいただければと思っております。

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