ありがとうございます。
基準としてはこのようにいろいろ整備されてはいるのですが、それでも風車の破損事故というのは起こっております。
お配りした資料一を御覧ください。
左上の写真は、兵庫県淡路市で風車が倒壊した際のものです。事故当時、電源供給が絶たれていて風車の制御ができない状態にあって、そこに台風が来て過回転状態になってしまい、その力に基礎が耐えられず倒壊しました。そしてまた、能登半島地震の際にも、風車の羽根の損傷が起きたり基礎部分の地割れが起きたり、また同じように外部電源の供給停止となってしまって、さらには立地している山の尾根自体の道路が崩壊してしまうということも起こりまして、今もまだ完全復旧には至っておりません。
続いて、資料二の一と二の二の二ページは、経産省がまとめている風力の事故事例のうちの、数が多いので、ブレードの事故の部分のみ抜粋して載せております。
右から二列目の欄を見ていただきますと、事故原因としてはやはり雷が多く見受けられます。そして、ほかにも地震や設備不備によるものもございます。一つ一つ細かく紹介はできませんが、雷がブレードを直撃して内部に浸入していた水分によって水蒸気爆発が起こったであるとか、ブレードの先端部が破損して近隣の農地に飛び散ってしまったというような事例が記載されております。
ここで伺いますが、こうした事故事例の中で、先ほど御説明いただいた基準に不適合であったケース、また基準には適合していたのに事故が発生したケース、また原因不明とされているケースがあると認識していますが、それぞれどう対処されているのでしょうか。
268安安達悠司(参政)
時間です。終わります。ありがとうございました。
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269櫻櫻井祥子(参政)
よろしくお願いいたします。参政党の櫻井祥子です。
本日は風力発電について質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
風力発電は二〇二四年度で電力全体の約一・二%となっていますが、第七次エネルギー基本計画では、二〇四〇年度にこれを四から八%まで引き上げる計画となっております。
日本の風力発電では欧米製の風車が数多く導入されておりますが、これらは日本の地理条件、気象条件に合わせて設計されているのでしょうか。日本には地震があり、台風があります。また、日本海側は冬の時期も落雷があります。欧米とは環境が異なるわけですが、風車は日本の地震、強風、落雷に…
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270湯湯本啓市経済産業省大臣官房技術総括・保安審議官
お答え申し上げます。
電気事業法の技術基準では、地震や台風、落雷といった自然災害に対して、気象条件といった我が国特有の事情を踏まえて構造上安全なものとなるよう設計することを求めております。
具体的には、地震に関しましては五百年に一度の極めてまれに発生する地震動によって倒壊しないこと、台風に対しましては一定以上の暴風によっても構造上の主要部分が損傷しないこと、雷に対しては雷撃から風車を保護するような措置が講じられていることなどを求めております。
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- (上の発言)
271櫻櫻井祥子(参政)
ありがとうございます。
基準としてはこのようにいろいろ整備されてはいるのですが、それでも風車の破損事故というのは起こっております。
お配りした資料一を御覧ください。
左上の写真は、兵庫県淡路市で風車が倒壊した際のものです。事故当時、電源供給が絶たれていて風車の制御ができない状態にあって、そこに台風が来て過回転状態になってしまい、その力に基礎が耐えられず倒壊しました。そしてまた、能登半島地震の際にも、風車の羽根の損傷が起きたり基礎部分の地割れが起きたり、また同じように外部電源の供給停止となってしまって、さらには立地している山の尾根自体の道路が崩壊してしまうということも起こりまして、今もまだ完全復旧には至っておりません。
続いて、資料二の一と二の二の二ページは、経産省がまとめている風力の事故事例のうちの、数が多いので、ブレードの事故の部分のみ抜粋して載せております。
右から二列目の欄を見ていただきますと、事故原因としてはやはり雷が多く見受けられます。そして、ほかにも地震や設備不備によるものもございます。一つ一つ細かく紹介はできませんが、雷がブレードを直撃して内部に浸入していた水分によって水蒸気爆発が起こったであるとか、ブレードの先端部が破損して近隣の農地に飛び散ってしまったというような事例が記載されております。
ここで伺いますが、こうした事故事例の中で、先ほど御説明いただいた基準に不適合であったケース、また基準には適合していたのに事故が発生したケース、また原因不明とされているケースがあると認識していますが、それぞれどう対処されているのでしょうか。
272湯湯本啓市経済産業省大臣官房技術総括・保安審議官
お答え申し上げます。
風力発電設備で事故が発生した場合ですけれども、まず、設置者に対しまして事故原因の究明や再発防止策の検討を指示し、その検討結果を踏まえて必要な対策を行っております。その際、法令上の技術基準に適合していないことが明らかになった場合には、設置者に対して個々の技術基準に適合するための措置を講ずるよう指導をしております。
技術基準に適合していたけれども事故が発生した場合ですけれども、メンテナンスの不良など様々なケースがあると考えておりますが、必要に応じて点検ルールですとか技術基準を見直すなど、安全対策を強化するとともに、業界団体を通じて安…
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273櫻櫻井祥子(参政)
ありがとうございます。
聞いていただいて分かるとおり、その基準に適合していた事例でも事故が起こって、そしてその基準自体を見直すというケースも出てきているということで、まだ安全性が確保し切れていないのではないかと思います。それなのに、この風力をこれから拡大していこうというところに懸念があると考えております。
次に、山林に風車を建てる場合のお話を伺います。
林野庁にお尋ねしますが、森林伐採をして山の尾根筋に風車を建てるような開発によって、日本の国土に対してどのようなリスクがあると認識しておりますでしょうか。
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274小小坂善太郎林野庁長官
お答えさせていただきます。
森林は、国土の保全、水源涵養等の公益的機能を有しております。保安林制度と林地開発許可制度等により、尾根筋に限らず、風力を含め、開発を規制することによって、この公益的機能の維持を図っているところでございます。
具体的には、特に公益的機能の発揮が求められる保安林につきましては、風力発電事業を含め開発に対して厳しく制限しているほか、その他の森林におきましても、一定規模を超える開発については、林地開発許可制度により都道府県知事が災害の防止などの要件について審査し、許可することとなっております。
引き続き、これらの制度を厳格に運用…
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