下野六太 (公明党)

2026年5月27日・第221回国会 参議院 決算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 115 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 227 発言)

しっかりよろしくお願いしたいと思います。

次に、青少年の子育てにおきましては、度々、直接体験が必要であるということを文教科学委員会でも取り上げさせていただいております。中でも釣りの体験は、青少年のみならず、大人にとってもメンタルヘルスにとっても有効であるということも、イギリスでの大規模アンケートの結果からも証明がされているところであると思っています。

この中にあって、今の社会において、私は、スマホにおける例えばSNSの規制も、今オーストラリアから始まったこの青少年の子育てにおいての規制も、世界中に今広がっています。このデジタルデトックスの必要性をこれからしっかり議論もしていかねばならないと思っています。常に誰かとつながっている、情報が無限に流れてくる、そして比較と評価が絶えない。それにさらされているということで、人の精神が不安定になっていくのではないだろうかと。脳が常に緊張状態で、通知、反応、また通知、この連続の中で、デジタルのデトックスを我々大人も、ましてや成長著しい子供たちにとっては、このデジタルデトックスをどこで何をするのかということが、私たちの大人の責任としても非常に重要ではないかなと思っています。

そこで、この釣りがいいというのが、どうして釣りがいいのかというと、まずスマホを見ない時間がある。当然、スマホを見ながら釣りはできませんから。それから、水や風、潮、鳥の声など五感が刺激される。待つという時間がある。成果だけでなく、過程を楽しめる。朝日、夕暮れなど、体内リズムを整えやすい。釣りの中においては、御存じの方もいるかと思いますけれども、朝まずめ、夕まずめというような時間帯で、大体、そこが大体釣りの一番のターゲット時間なんですね。それが非常に体内リズムを整えやすいというようなことで、すぐに結果が出ないということ、思いどおりにならない、無駄と思えるような時間があるというようなことが釣りにおいては非常にいいというようなことで。

そこで、今日は、国交省の港湾局が、観光資源としての港湾、国交省的には港湾に注目をして、既存の防波堤の利活用を進めておられると。地域の関係者による地方創生を目的とした、何と国交省が釣り文化振興という目的で、全国二十一の港湾を釣り文化振興モデル港として指定をされているというような状況です。これは本当にすばらしい取組だと思っております。大いに進めてほしいと思います。

しかし、その一方で、依然として港における釣り禁止エリアが多いと。鹿児島県では、釣りが認められているところは僅かに二か所だけだというような状況なんですね。この問題は、文教科学委員会でも取り上げさせていただいたときの答弁は、釣りをしてはいけないとは言っていないという、何かよく分からないような答弁なんですね。

地元で協議して、漁業の妨げにならないように配慮して、観光資源としても有効活用をできるようにすべきだと私は思っておりますが、国交省、農水省の見解を伺いたいと思います。

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