自由民主党の古賀友一郎でございます。
松永安左衛門出身の長崎県の選出でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、参考人各位におかれましては、本当にお忙しい中を、こうしてお越しをいただきまして、まずもって厚く御礼を申し上げたいと思います。
先ほど、大橋参考人が冒頭にお示しになった、この我が国の電力需要が増えていく、この問題にどう対処すべきか、これが今我が国の抱える最重要課題の一つだと、私もそう思っております。先週の当委員会でも赤澤経産大臣が、電力の安定供給の確保は国家の生命線だと、こんな答弁がありました。人口は減っていくけれども、需要は増えていく。今まさに正念場を迎えていると、こう思っております。
この点について、火力発電あるいは原発、こういったものも当然活用していかなければなりませんけれども、しかし、それは、今あるものをせいぜいどこまで有効活用できるかと、こういったレベルにあるということを考えますと、私は、今後、現実的に大きく伸ばしていける、そういうポテンシャルを持っているエネルギーというのは結局再生可能エネルギーしかないんじゃないかなと、こういうふうに思っております。そして、その再エネの中心になるのは、やはり太陽光と風力だと、こう思っております。
そこで、まず、この洋上風力発電に関連してちょっとお伺いしたいと思っているんですが、この洋上風力は、エネルギー基本計画上、再エネの切り札と、こう位置付けられているわけでありますが、現状は必ずしも順風ではないと、こういう状況にあります。その基本的な原因は資材高騰等のコスト要因であるわけでありますけれども、これを克服するには私は量産化をしてコストを下げていくほかないと、こう思っているわけでありますが、しかし、そういった事業環境をつくっていくためには、将来需要の予測を含めて、日本全体の電力需要を踏まえて事業を促進するようなこの海域設定を積極的に行って、将来的な事業量を予見可能できるような形で事業者に示していくと、この必要があると思っているわけでありますけれども、それができるのは私は国しかないんだと、このように思っております。
ところが、現状、この政府の洋上風力の促進区域指定ガイドラインによりますと、この促進区域指定のまさにこの入口部分ですね、この準備区域の整理については都道府県にお任せをしていると。事実上はその都道府県に働きかける事業者ということになるかも分かりませんが、そこにお任せをしているというわけであって、国はちょっと受け身の姿勢になっているというわけであります。
確かに、この現場での利害関係調整があるということは十分分かっておりますけれども、こうした洋上風力発電というのは、もはや、あったらいいなというものじゃなくて、積極的に増やして電力需要に応えていかなきゃならない、まさに切り札の事業であるわけでありますが、それにもかかわらず、現状はこういう、電力供給を負っているわけではない都道府県でありますとか、あるいは採算性に悩む事業者にこの入口を担っていただいていると、こんな状況であります。
その中で、今日、大橋参考人の資料の中でも、この全国大での最適な電源立地を民間が行うために、国による具体的な電源計画を議論、承認する場が要るんじゃないかと、こんな御指摘があって、ああ、そうだなと私も思ったわけでありますけれども、今の観点で申し上げて、今、この洋上風力こそ国が主導して、どの海域にどれだけの洋上風力発電を設置するのかという具体的な電源整備計画を立てて、そしてこの都道府県あるいは事業者を後押しする必要があるんじゃないかなと、こういうふうに思っているんですけれども、まず大橋参考人のお考えをお伺いできればと思います。
5浜浜口誠(国民)
ありがとうございました。
次に、片山参考人にお願いいたします。片山参考人。
この発言のページ
6片片山修全国電力関連産業労働組合総連合会長代理
どうぞよろしくお願いします。
着座にて失礼します。
改めまして、御安全に。全国電力関連産業労働組合総連合、略称、電力総連、会長代理の片山修と申します。
本日は、発言の機会をいただき、誠にありがとうございます。この法案に関しまして、各種委員会、ワーキンググループでオブザーバーとして参加をしておりました。
電気事業法改正案の論議に際し、電力システム改革の課題、太陽電池発電設備の課題、電力関連産業における担い手の課題、この三点について意見を申し述べたいと思います。
まず初めに、電力システム改革の課題でございます。
電力システム改革を経て、需要家の選…
この発言のページ
7浜浜口誠(国民)
ありがとうございました。
以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
- (上の発言)
8
古賀友一郎(自民)
自由民主党の古賀友一郎でございます。
松永安左衛門出身の長崎県の選出でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、参考人各位におかれましては、本当にお忙しい中を、こうしてお越しをいただきまして、まずもって厚く御礼を申し上げたいと思います。
先ほど、大橋参考人が冒頭にお示しになった、この我が国の電力需要が増えていく、この問題にどう対処すべきか、これが今我が国の抱える最重要課題の一つだと、私もそう思っております。先週の当委員会でも赤澤経産大臣が、電力の安定供給の確保は国家の生命線だと、こんな答弁がありました。人口は減っていくけれども、需要は増えていく。今まさに正念場を迎えていると、こう思っております。
この点について、火力発電あるいは原発、こういったものも当然活用していかなければなりませんけれども、しかし、それは、今あるものをせいぜいどこまで有効活用できるかと、こういったレベルにあるということを考えますと、私は、今後、現実的に大きく伸ばしていける、そういうポテンシャルを持っているエネルギーというのは結局再生可能エネルギーしかないんじゃないかなと、こういうふうに思っております。そして、その再エネの中心になるのは、やはり太陽光と風力だと、こう思っております。
そこで、まず、この洋上風力発電に関連してちょっとお伺いしたいと思っているんですが、この洋上風力は、エネルギー基本計画上、再エネの切り札と、こう位置付けられているわけでありますが、現状は必ずしも順風ではないと、こういう状況にあります。その基本的な原因は資材高騰等のコスト要因であるわけでありますけれども、これを克服するには私は量産化をしてコストを下げていくほかないと、こう思っているわけでありますが、しかし、そういった事業環境をつくっていくためには、将来需要の予測を含めて、日本全体の電力需要を踏まえて事業を促進するようなこの海域設定を積極的に行って、将来的な事業量を予見可能できるような形で事業者に示していくと、この必要があると思っているわけでありますけれども、それができるのは私は国しかないんだと、このように思っております。
ところが、現状、この政府の洋上風力の促進区域指定ガイドラインによりますと、この促進区域指定のまさにこの入口部分ですね、この準備区域の整理については都道府県にお任せをしていると。事実上はその都道府県に働きかける事業者ということになるかも分かりませんが、そこにお任せをしているというわけであって、国はちょっと受け身の姿勢になっているというわけであります。
確かに、この現場での利害関係調整があるということは十分分かっておりますけれども、こうした洋上風力発電というのは、もはや、あったらいいなというものじゃなくて、積極的に増やして電力需要に応えていかなきゃならない、まさに切り札の事業であるわけでありますが、それにもかかわらず、現状はこういう、電力供給を負っているわけではない都道府県でありますとか、あるいは採算性に悩む事業者にこの入口を担っていただいていると、こんな状況であります。
その中で、今日、大橋参考人の資料の中でも、この全国大での最適な電源立地を民間が行うために、国による具体的な電源計画を議論、承認する場が要るんじゃないかと、こんな御指摘があって、ああ、そうだなと私も思ったわけでありますけれども、今の観点で申し上げて、今、この洋上風力こそ国が主導して、どの海域にどれだけの洋上風力発電を設置するのかという具体的な電源整備計画を立てて、そしてこの都道府県あるいは事業者を後押しする必要があるんじゃないかなと、こういうふうに思っているんですけれども、まず大橋参考人のお考えをお伺いできればと思います。
9大大橋弘東京大学副学長・大学院経済学研究科教授
御質問ありがとうございます。
まず、ここ二、三年前は、人口減少と省エネで電力需要というのは落ちていくんだということなので、休廃止電源もしっかり休廃止してもらう必要があるという方向で政策が進んでいたと。
この二、三年になって電力需要が急に伸びるということで、ある意味、供給力確保するのには十年、二十年のスパンで地元との調整も含めてやっていかなきゃいけない中で、その時間軸の中で今の電力需要の伸びが相当大きいものですから、見込まれるものが、だから、そういう意味でいうと、しっかり、動かせるものは、今動いているものはしっかり設備としては使い倒す、再エネも、あるい…
この発言のページ
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古賀友一郎(自民)
ありがとうございました。
まさに、どこにどれだけの電源を設置していくのかというこのグランドビジョンがなければ、この系統を整理していくにもやっぱり効率的にできないと思うんですね。だから、やっぱりそういったものは要るんじゃないかなというふうに思いますので、大変参考になりました。
そして、次にちょっとお伺いしたいのが、この洋上風力の不安定性の克服というテーマなんですけれども。
もちろんこの風力発電、天候に大きく左右されますので、この不安定性が弱点であることはそのとおりなんですけれども、私、この点については、風が強過ぎて電力過剰になる場合には、まさにその場…
この発言のページ
11大大橋弘東京大学副学長・大学院経済学研究科教授
ありがとうございます。
工学的なことはちょっと私も余りよく分からないところですが、他方で、ある意味、そういう意味でいうと、水素に変えることのエネルギー効率がどうなのかというところはちょっと私、数字が分からないところもありますが、他方で、エネルギーを水素としてためる、水素の利活用を進めていくという方向性は私非常に重要だと思っていまして、そういう意味でいうと、そうしたそのグリーン水素をしっかり活用するためにサプライチェーンを全体としてつくっていく必要がある。
ただ、今グリーン水素ってやっぱり相当希少なものですし、なかなかグリーン水素だけでサプライチェーン…
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