恒藤晃内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官

2026年7月16日・第221回国会 参議院 環境委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 134 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 137 発言)

現在、我が国におきましては、実績のある方法で実現を目指す国の研究機関でございますQSTが中心となった研究開発に加えまして、複数のスタートアップ企業等が野心的な構想でフュージョンエネルギーの実用化に向けた技術開発を進めております。

今議員おっしゃったとおり、我が国として競争力のあるフュージョンエネルギー実用化を早期に実現するためには、勝ち筋となる構想に集中的に人材や資金を投入するということが望ましいわけでございますが、現時点ではいずれの取組も研究開発段階にあることから、どの構想が勝ち筋であるかということを判断するのは困難な状況でございます。

こうしたことから、当面は実現可能性があると考えられるフュージョン発電システムの技術開発を広く支援をいたしまして、数年後をめどに、それぞれの研究開発の進捗状況や、それから海外の動向などを踏まえて、勝ち筋として国が集中的に支援をする発電システムの決定をし、それを集中的に支援をするということにしてございます。

政府としては、二〇三〇年代の発電実証というのを目標に掲げてございますので、それに間に合うタイミングでそれを決定するということが必要と思ってございます。他方で、まだその実現に必要な要素技術の多くが未確立でございますので、また技術開発には不確実性が伴うということもありますので、いつそれ決めるのかということについてちょっと現時点では明確にお示しすることは難しいという状況でございます。

いずれにしても、フュージョンエネルギーの早期実現に向けて、政府として研究開発を強力に推進してまいります。

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