角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長

2026年6月11日・第221回国会 参議院 環境委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 40 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 192 発言)

お答え申し上げます。

いわゆるスクラップヤードでございますけれども、これは有価物の金属やプラスチック等を収集して保管や再生を行う事業場のこととしております。

近年、一部のスクラップヤードにおいて、騒音、水質汚濁、火災の発生等の生活環境保全上の支障が報告されているところでございますが、現行の廃棄物処理法におきましては、原則有価物は規制対象外となっているところでございます。また、各種のリサイクル法もございますが、これらリサイクル法も、廃棄物のうち対象品目を限定して廃棄物処理法の特例を設ける制度となっております。こうしたことから、現行制度ではスクラップヤードで生じる生活環境保全上の支障に対処することが困難な状況になっていると、このように考えております。

こうした課題を解決するため、本法案では、スクラップヤードで行われる保管や再生という行為に着目いたしまして、こうした行為を業として行おうとする者は都道府県知事の許可を受けなければならないとする許可制を導入することを考えております。また、許可業者に対して保管基準や再生基準の遵守を求め、これを守らない事業者に対する命令や罰則を設けることとしております。

これらによりまして環境対策が不十分なスクラップヤードを是正、排除し、スクラップヤードにおける生活環境保全上の支障の発生を未然に防止してまいりたいと考えております。

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