福島県内に生じました除去土壌等の中間貯蔵開始後三十年以内の県外最終処分の方針は、国としての約束であり、法律にも規定された国の責務であります。
環境大臣を拝命してすぐに福島県を訪問し、内堀知事とお会いし、その際に知事からも、県外最終処分の実現に向けた二〇四五年までの具体的な工程を示してほしいとのお話がありました。これは、県外最終処分の実現の見通しを実感し、安心して復興に取り組みたいという趣旨だというふうに受け止めたところであります。
昨年八月に、閣僚会議では、まず当面の五年程度の取組事項をロードマップとして決定をいたしました。このロードマップにおいては、二〇三〇年頃までの道筋をお示ししたほか、二〇三〇年頃に県外最終処分のシナリオや候補地選定プロセスを具体化し、候補地の選定、調査を始めることをお示ししているところであります。
その上で、昨年十二月の二日に高市総理が福島県を訪問され、段階的に二〇三〇年以降の道筋についてもお示ししてまいりたい、これを新たにお約束したいという旨を発言されたところであります。
この御発言を踏まえて、県外最終処分の実現の見通しを実感していただくためにも、ロードマップに基づく取組を政府一丸となって一つ一つ着実に進めながら、その進捗状況を踏まえ、二〇三〇年頃より先の取組の具体化について段階的にお示しできるように検討を進めてまいりたいというふうに考えているところであります。
何よりも、県外最終処分の実現に向けて、やはり復興再生土の利用等による最終処分量の低減が鍵となります。これらの必要性、安全性等について広く国民の皆様に御理解をいただくことがまずは重要だというふうに考えております。これまで、首相官邸や霞が関の中央官庁の花壇等九か所の復興再生利用を進めるとともに、福島県、東京都、宮城県及び埼玉県でパネルディスカッション、この復興再生利用に関する御理解を深めるためのパネルディスカッションを計五回開催しているところであります。
やはり、何よりも鍵はしっかりとこの復興再生土の利用について国民の皆様の理解醸成を行っていくこと、これが一番今大切なことではないかというふうに考えております。
3
猪口邦子(自民)
御異議ないと認め、さよう決定いたします。
─────────────
この発言のページ
4
猪口邦子(自民)
環境及び公害問題に関する調査を議題とし、環境行政等の基本施策に関する件、公害等調整委員会の業務等に関する件及び原子力規制委員会の業務に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
5
森まさこ(自民)
自民党の森まさこです。
石原大臣の所信に対する質問をさせていただきます。
石原大臣、三月十一日に福島市で行われた東日本大震災追悼復興祈念式に高市総理とともに御参列いただき、ありがとうございました。
東京電力福島第一原発事故から今年で十五年がたちましたが、福島の復興再生の取組はいまだその途上にあります。原発事故後に行った除染に伴い大量に発生した除去土壌等は約一千四百万立方メートル、東京ドーム十一杯分に当たります。中間貯蔵施設にその土壌が保管されているわけですが、中間貯蔵施設の建設を受け入れていただいた双葉町と大熊町の方々の苦渋の決断があったことを我々…
この発言のページ
- (上の発言)
6
石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
福島県内に生じました除去土壌等の中間貯蔵開始後三十年以内の県外最終処分の方針は、国としての約束であり、法律にも規定された国の責務であります。
環境大臣を拝命してすぐに福島県を訪問し、内堀知事とお会いし、その際に知事からも、県外最終処分の実現に向けた二〇四五年までの具体的な工程を示してほしいとのお話がありました。これは、県外最終処分の実現の見通しを実感し、安心して復興に取り組みたいという趣旨だというふうに受け止めたところであります。
昨年八月に、閣僚会議では、まず当面の五年程度の取組事項をロードマップとして決定をいたしました。このロードマップにおいては、二〇三〇年頃までの道筋をお示ししたほか、二〇三〇年頃に県外最終処分のシナリオや候補地選定プロセスを具体化し、候補地の選定、調査を始めることをお示ししているところであります。
その上で、昨年十二月の二日に高市総理が福島県を訪問され、段階的に二〇三〇年以降の道筋についてもお示ししてまいりたい、これを新たにお約束したいという旨を発言されたところであります。
この御発言を踏まえて、県外最終処分の実現の見通しを実感していただくためにも、ロードマップに基づく取組を政府一丸となって一つ一つ着実に進めながら、その進捗状況を踏まえ、二〇三〇年頃より先の取組の具体化について段階的にお示しできるように検討を進めてまいりたいというふうに考えているところであります。
何よりも、県外最終処分の実現に向けて、やはり復興再生土の利用等による最終処分量の低減が鍵となります。これらの必要性、安全性等について広く国民の皆様に御理解をいただくことがまずは重要だというふうに考えております。これまで、首相官邸や霞が関の中央官庁の花壇等九か所の復興再生利用を進めるとともに、福島県、東京都、宮城県及び埼玉県でパネルディスカッション、この復興再生利用に関する御理解を深めるためのパネルディスカッションを計五回開催しているところであります。
やはり、何よりも鍵はしっかりとこの復興再生土の利用について国民の皆様の理解醸成を行っていくこと、これが一番今大切なことではないかというふうに考えております。
7
森まさこ(自民)
ありがとうございます。
大臣のおっしゃるとおり、何よりも、この中間貯蔵施設の除去土壌低減を含めて、県外に二〇四五年には出すんだということを国民の皆様に理解をいただくということ、その理解醸成が鍵でございますので、大臣のリーダーシップの下、まだまだ御存じない国民の皆様も多うございますので、是非、環境省が旗を振って国民の理解醸成を進めていただくようにお願いをいたします。
二〇三〇年以降のロードマップを段階的にお示しくださるというお約束をいただきましたので、その段階、最初の第一段階がなるべく早くなりますことをお願いをいたしたいと思います。
今回、と申します…
この発言のページ
8小小田原雄一環境省環境再生・資源循環局環境再生グループ長
委員の方から大熊町に慰霊碑がない理由というふうに今おただしがございましたが、非常に申し訳ございません、私不勉強で、ちょっと今即答はしかねます。
この発言のページ
9
森まさこ(自民)
大臣の御答弁を受けての突然の質問だったので、ごめんなさいね。
慰霊碑が建っていない理由は、海沿いの海を臨むところに慰霊碑というのは建てるんですけれど、海沿いの土地がほとんど中間貯蔵施設が建っておりまして、それ以外の僅かな土地も帰還困難区域で人が一切立ち入れない、大熊町はそういう状況になっておりまして、一番被害がひどかったにもかかわらず慰霊碑がまだ建てられない。そのことを三・一一の朝、慰霊碑を拝んだ後、各町の町役場も私訪ねて、それが終わってから、大臣と同じ慰霊祭の方に、福島市に移動して出たんですが、大熊町の町長からは特に、我が町だけ慰霊碑が建てられない、…
この発言のページ