平木大作 (公明党)

2026年6月25日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 147 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 245 発言)

今の御答弁を踏まえて、要するに、これ午前中も田島委員が触れられていた論点にも通じるところなんですが、結局、宇宙の利用の仕方というところについて極めてルール設定が曖昧になっているわけですね。宇宙条約におきましては、実際に大量破壊兵器、端的に言うと核兵器の配備ということは禁じられているわけですけれども、一方で、今御答弁の中にもあったような、例えば通信とか測位とか警戒監視、こういった安全保障目的で使うこと自体は禁じていないわけであります。

まさに、この宇宙領域におけるこの国際法上のルール形成というのは途上の今段階にありまして、先ほどもありましたけど、要は、核兵器は禁止しているんですけど、じゃ、例えば対衛星兵器についてどうかというと、これちゃんとしたルールがないんですよね。あるいは、近年でも、中国ですとかロシアがいわゆる衛星破壊実験ってやってしまっているわけですが、このことで大量の宇宙デブリが今発生をして、これがずっとある意味宇宙における様々な活動の阻害要因になってしまっている。ここについても明確なルールがない。また、いろいろ今後考えられるところでいくと、例えばサイバー攻撃で、じゃ、衛星を無力化していいのかどうかとか、レーザーで衛星を攻撃するのはどうか、あるいはジャミングみたいなことを宇宙空間でやったらどうなのか、こういったところについても基本的にルール整備がないわけであります。

これ、やっぱり我が国として、この安全保障上の必要性から宇宙空間を利用するということと併せて、これしっかり、宇宙空間の安定的な利用のために、この国際的な法秩序の形成、いわゆるルール作りのところをしっかりこれ役割を果たしていただきたいんですが、この点、いかがでしょうか。

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