小杉裕一防衛装備庁装備政策部長

2026年4月21日・第221回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 94 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 144 発言)

お答えいたします。

優れた技術を有する中小企業やスタートアップ企業等の防衛産業への新規参入は、優れた民生技術の装備品への取組やサプライチェーンの強化につながるものでございまして、防衛生産・技術基盤の強化の観点から極めて重要であると考えております。

他方で、中小企業等が防衛産業に新たに参入するに当たっては、一般的に、防衛関連企業や自衛隊等とのマッチングの機会の不足、それから、防衛調達の複雑さ、予見可能性の不足等への懸念といった課題があると認識してございます。

こうした認識の下、優れた技術を有する中小企業等々の新規参入を後押しするため、マッチングの機会を創出する観点から、平成二十八年度より防衛産業参入促進展を開催してきております。これまでに延べ約五百三十社の企業、団体が出展していただき、本展示会を契機として十件以上の契約に至っていると承知してございます。

また、スタートアップに関しましては、今月に小泉大臣出席の下、防衛分野におけるスタートアップの更なる活用促進のためのイベントであるディフェンス・イノベーション・ミーティングというのも開催してございまして、本イベントでは、防衛省のスタートアップ活用の取組等を御説明させていただいてございます。

防衛調達の複雑さや予見可能性の不足等への御懸念といった点を乗り越えるためには、まず、企業への伴走支援をしっかりと行うことが重要であると考えておりまして、令和五年度から防衛装備庁装備政策課に新規参入相談窓口を設置し、企業の懸念事項についての相談への対応を含め、新規参入を希望する企業への一元的なサポートを実施してきています。

優れた技術を有する企業の新規参入を今後更に進めていくため、企業の声を聞きながら、経済産業省等の関係省庁と緊密に連携し、より効果的なマッチング機会の創出や伴走支援の強化を含めた新規参入の促進策をしっかりと検討してまいります。

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