国民民主党の長友慎治でございます。
私からは、中東情勢の影響を受ける農業の課題につきまして、まずは冒頭、質問させていただきたいと思います。
お手元に、農水省が発表した農業物価指数の記事が配られております。これは六月二日の農業新聞の記事でございますが、農産物や生産資材の価格動向を表す農業物価指数について、今年四月の値が農水省から発表をされております。二〇二〇年の価格を一〇〇とした場合に、生産資材全体の指数が一三〇・八となり、これが過去最高となっております。つまりは、二〇二〇年から比べると三割以上生産資材が上がっているということになります。
A重油を始め幅広い品目で上昇していることがこちらの資料、グラフからも分かると思いますが、価格が上がったものを品目別に見ていきますと、まず、種苗、種、苗が一二六となって、これが前年同月から一〇・八%上昇しております。そして、農薬が一一八・九、これが前年同月比一・六%の上昇。光熱そして動力が一四四・一、前年同月比三・七%の上昇。そして、農機具、こちらが一一六・九なので、前年同月比四・三%の上昇です。いずれも過去最高の上昇なんですね。
光熱動力のうち、A重油の指数が一八五でございます。過去最高だった前月から更に上昇している状況です。これはもう間違いなく中東情勢の悪化の影響が表れていると見られます。農機具においては、くわ、鎌などの小さい農具、そしてトラクターなどの大きい農具のいずれも上がっている、そういう状況があるわけですけれども。
このグラフを見ていただけますと一目瞭然なんですけれども、農産物を作るための資材、農機具、種や苗、光熱費、動力費は過去最高に上がっているのに、農産物の価格が下がっているんですね。
浅野委員のまとめていただいた資料の中にもありました。今、消費者の皆さんは、生活防衛意識も働いて、安い商品を選ぶと答えている方が六割、六五%以上いらっしゃいますので、なかなか食べ物、農作物に対して価格転嫁というのをしにくい状況になっております。これでは生産者の方々が利益が出せないということは、皆様も十分お分かりだと思います。
この中東情勢のあおりを受けている生産者にとっては、かなり深刻な問題でございます。生産コストが上昇しているにもかかわらず農産物価格が上がらない今こそ、この一次産業の皆様への支援が必要だと思いますが、今回の補正予算での手当てはしないのでしょうか。こちら、農林水産大臣に伺いたいと思います。
227
茂木敏充(自民)外務大臣
率直に言って、なかなか見通しが立たない状況にありますが、米・イラン間の交渉については、現在、大きな方向性として、まずは覚書、MOUを結んで、その上で、残された、核であったりとか制裁解除、こういった協議を行う、二段階での合意を目指して協議が進められている、このように理解をいたしております。
こうした状況の中で、日本としても、事態の鎮静化に向けて外交努力を継続しております。
積極的な首脳外交と同時に、私自身も、五月二十二日には、イランのアラグチ大臣と事態発生以来六回目の外相電話会談を行いましたし、それを踏まえまして、二十六日、ちょうどクアッドでインドに行…
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228
村岡敏英(国民)
時間が参りましたので、次の長友議員に譲ります。よろしくお願いします。
ありがとうございました。
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229
坂本哲志(自民)
この際、長友慎治君から関連質疑の申出があります。浅野君の持ち時間の範囲内でこれを許します。長友慎治君。
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- (上の発言)
230長長友慎治(国民)
国民民主党の長友慎治でございます。
私からは、中東情勢の影響を受ける農業の課題につきまして、まずは冒頭、質問させていただきたいと思います。
お手元に、農水省が発表した農業物価指数の記事が配られております。これは六月二日の農業新聞の記事でございますが、農産物や生産資材の価格動向を表す農業物価指数について、今年四月の値が農水省から発表をされております。二〇二〇年の価格を一〇〇とした場合に、生産資材全体の指数が一三〇・八となり、これが過去最高となっております。つまりは、二〇二〇年から比べると三割以上生産資材が上がっているということになります。
A重油を始め幅広い品目で上昇していることがこちらの資料、グラフからも分かると思いますが、価格が上がったものを品目別に見ていきますと、まず、種苗、種、苗が一二六となって、これが前年同月から一〇・八%上昇しております。そして、農薬が一一八・九、これが前年同月比一・六%の上昇。光熱そして動力が一四四・一、前年同月比三・七%の上昇。そして、農機具、こちらが一一六・九なので、前年同月比四・三%の上昇です。いずれも過去最高の上昇なんですね。
光熱動力のうち、A重油の指数が一八五でございます。過去最高だった前月から更に上昇している状況です。これはもう間違いなく中東情勢の悪化の影響が表れていると見られます。農機具においては、くわ、鎌などの小さい農具、そしてトラクターなどの大きい農具のいずれも上がっている、そういう状況があるわけですけれども。
このグラフを見ていただけますと一目瞭然なんですけれども、農産物を作るための資材、農機具、種や苗、光熱費、動力費は過去最高に上がっているのに、農産物の価格が下がっているんですね。
浅野委員のまとめていただいた資料の中にもありました。今、消費者の皆さんは、生活防衛意識も働いて、安い商品を選ぶと答えている方が六割、六五%以上いらっしゃいますので、なかなか食べ物、農作物に対して価格転嫁というのをしにくい状況になっております。これでは生産者の方々が利益が出せないということは、皆様も十分お分かりだと思います。
この中東情勢のあおりを受けている生産者にとっては、かなり深刻な問題でございます。生産コストが上昇しているにもかかわらず農産物価格が上がらない今こそ、この一次産業の皆様への支援が必要だと思いますが、今回の補正予算での手当てはしないのでしょうか。こちら、農林水産大臣に伺いたいと思います。
231
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
まず、今回の補正予算ですけれども、中東情勢が不透明である中で、今後の物価動向や経済に与える影響を注視しつつ、国民の暮らしや経済活動に支障が生じないよう適切に判断をし、また、必要に応じてタイムリーに対応するため、重点支援地方交付金や予備費を措置をし、リスクの最小化の観点から万全の備えを取るものだというふうに理解をしております。
御指摘の物価や生産コストの上昇に対しましては、これまでも、政府として、中東情勢を踏まえ、ガソリン価格を一定程度抑えるという措置が実施をされておりまして、農林漁業者の皆様の負担は一定程度軽減をされてきているというふうに認識をしており…
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232長長友慎治(国民)
大臣、ありがとうございます。
大臣からは、しっかりと分析をした上で、これまでどおり、支障が生じないように、また万全の対策を取っていただけるということですので、生産者の皆様にはしっかり踏ん張っていただきたいと思うんですけれども、とはいえ、やはり、品目によっては上がり下がりがある中でも、全体的に農産物の価格転嫁というのは進んでいないというのが実態であることは、もう調査で分かっているんですよね。
価格転嫁ができた農産物は三割だというふうに言われております。七割のものが価格転嫁できていないという状況の中で、総理に伺っていきたいと思うんですけれども、野菜や米な…
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233
高市早苗(自民)内閣総理大臣
食育の観点からということですので、改正食育基本法でございますが、食卓と農林漁業の現場とのつながりの強化ですとか、生産、流通に係るコストへの理解の促進といった新たな課題に対応しようとするものでございます。政府として、学校における農林漁業教育を通じた食育の強化、それから企業を巻き込んだ大人の食育運動など、食育施策の充実に努めてまいりたいと思っております。この改正食育基本法の改正に御尽力をいただいた超党派の議員の皆様には、改めて敬意を表したいと存じます。
その上で、よく農林水産大臣も申しておるかと思いますけれども、先ほど言った生産性の抜本的向上、これは、農地…
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