中野洋昌 (中道改革連合)

2026年3月13日・第221回国会 衆議院 予算委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 170 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 188 発言)

中道改革連合・無所属の中野洋昌です。

私は、会派を代表し、政府提出の令和八年度予算三案並びに他会派提出の編成替え動議に反対、中道改革連合提出の編成替え動議に賛成の立場から討論いたします。

冒頭、今回の政府・与党の強引な国会運営を厳しくたださなければなりません。事の発端は、高市総理が通常国会冒頭で衆議院を解散したことにあります。総理は、この解散により国会日程が窮屈になっていることは認めると答弁をされましたが、そうであれば、年度内成立ありきの審議ではなく、率先して丁寧な予算審議を実現するための環境を整備するのが筋のはずです。

しかし、実際には、総理の意向を受け、委員長と与党理事の強引な委員会運営の下、審議時間は例年に遠く及ばない五十九時間、分科会は三十七年ぶりに未開催、通常四日あるいは五日は行われてきた総理入り集中審議は一日半に終わりました。

我々が今審議しているのは百二十二兆円という史上最大規模の予算であり、本来、例年以上に充実をした審議が求められるはずですが、充実審議とはかけ離れた形で本日を迎えることになったことは、痛恨の極みであります。

予算そのものについても大きな問題が存在しています。

本予算は、昨年十二月末に閣議決定されたものであり、イラン情勢の緊迫化による影響は考慮されておりません。特に原油については、第三次オイルショックともいうべき事態が生じる可能性もあり、早急な対応が求められます。

しかし、総理は、予算の組替えや追加の予算措置は考えていない旨答弁をされました。石油備蓄の放出や、基金の残額を用いたガソリン補助金の再開など、当座の対応は行われておりますが、原油の先物価格が大きく上昇し、今後、ガソリン価格が二百円、最悪のシナリオでは三百円に達し、実体経済に深刻な影響が生じることが想定をされる中、全く十分な対応とは言えません。

以上の理由から、政府提出の令和八年度予算については反対をいたします。

一方、中道改革連合提出の編成替え動議につきましては、これらの政府案の問題点を踏まえた上での対応を求めるものであることから、賛成をいたします。

なお、他会派提出の編成替え動議につきましては、我々と見解を異にする部分があることから、反対いたします。

我々は、引き続き、国会での熟議を通じて、よりよい社会を実現をしていくべく、全力を尽くしていくことをお誓い申し上げ、討論といたします。

ありがとうございました。(拍手)

前後のやりとり

166の発言を見る

174の発言を見る