鈴木厚人岩手県立大学学長

2026年3月9日・第221回国会 衆議院 予算委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 522 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 553 発言)

加速器技術は最先端の技術を使いますので、ほとんどの加速器関連等々は大企業です。現在も、東芝、日立、三菱等々も含めて、大体大きな会社が、ずっと加速器に関しては一緒になってやってきました。同時に、今はデータ解析もありますので、コンピューター関連も、これも世界トップのものが集まってきますので、そうなります。

さらに、そういうところでも、やはり小回りの利くものというのはなかなか大企業はできないので、そういう小回りの利くものに関しましては、むしろ地域の中小企業ですね、例えば今、滝沢市にあります、名前を言っちゃ悪いですか、会社ですけれども、そこは小さな会社なんです。つくばのKEKと一緒になって、ILCに対する加速器の製品開発等に寄与しました。その会社は今、海外から受注を受けているんですね。そのように、大きな会社と、それから小さな会社が一体となって支えます。

それから、こういう実験機は、実際に始まりますと、すぐに改善、改善、改善、改善でどんどん技術開発が進んでいきます。その意味においても、周りに企業がどんどん建っていくと。

例えば、先ほど話をしましたスイス・ジュネーブのCERNですけれども、周りに五十社以上のベンチャーができています。しかも、そこから研究職員、技術職員が、今インターネット社会ですけれども、WWWを最初に考えた人なんです。彼らなんかは、今の社会が来るとは全く思っていなかったけれども、早く世界中にデータを送りたい、情報交換したいということでWWWを考えた。それが今のような社会をつくっているわけですね。

そのように、新しいことをやると、必ずそこにいろいろな付随した技術等々も同時に伴いますので、是非これは、日本にそういうものを、その機会があったら非常にいいかなというふうに思っております。

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