ありがとうございます。
私どもは、先ほど申し上げたとおり、一番念願とするのが、いわゆる道路網、これが一つ。もう一つがILCの実現ということであります。
実情の御理解を更にいただきたいといいますのは、今岩手県の人口が百二十万人を割りました。この被災した三陸沿岸の十二の市町村を合計しても人口は十九万人しかいないわけです。岩手県の約二割だけがこの沿岸の十二の市町村、八割は内陸の方に集中しているわけであります。もちろん内陸も人口は減ってはおりますけれども、その三倍が、被災地の人口が減っているということであります。
先日、あるところのデータを見ておりましたらば、赤字企業というのが、岩手県の場合は三三・七%が赤字企業なんですね。東北でワーストワンなんですね。東北六県の中で一番赤字企業の比率が高いのが岩手県の三三・七パー。全国平均が二三・八パーですから、圧倒的に岩手県の赤字企業が多い。そして、岩手県には、上場するような企業、いわゆる大企業と言われるのは五十社しかないんですよ。全国で九九%が中小企業と言われていますけれども、岩手県の場合には限りなく一〇〇%に近い、中小企業がほとんど占めているわけでありまして、この中小企業が赤字に苦しんでいる、人口が大幅に減っている、そういうようなことなわけでありまして、特にも被災地に対するいろいろな投資を政府としていろいろとお考えになっていただければ大変ありがたいと思っていますし。
この中小企業への支援、やはり全国的には景気も緩やかな上昇ということを言われていますけれども、私はこれは大企業の話だと思っているんです。大企業には内部留保もたくさんございますし、輸出産業というところは特にいいわけです。
ところが、ほとんど九九%以上を占める中小企業は、この緩やかな上昇というのは一体どこの話なんだろうかと思うぐらいに大変深刻な状況にあると思っておりまして、特にも地方の中小企業ですね。首都圏はまだインバウンドとかいろいろな需要がありますから、ところが、地方の中小企業こそ、今先生方に目を向けていただければ大変ありがたいと思っております。
481
藤原崇(自民)
ありがとうございました。
本当に、岩手県で育った子供というか、地方で育った方々がその地域で定着していただくということは、本当に大事なことだなと思っております。
四名の方のお話で共通するのは、やはり人口減少ということなんだろうと思っています。引き続き、国の立場としても、しっかりこの人口減少の問題に取り組んでいきたいと思いますし、令和八年の予算審議を引き続き続けてまいりますが、今日の意見をしっかり踏まえて取り組んでいきたいと思います。
今日は貴重なお時間をありがとうございました。以上です。
この発言のページ
482
齋藤健(自民)
次に、庄子賢一君。
この発言のページ
483
庄子賢一(中道)
今日は大変にありがとうございます。大変貴重な御意見を陳述人の皆様から賜ったというふうに思っております。
今、藤原議員からも、米谷会頭に、特に震災後の今の状況ということについてお尋ねがあったわけですが、私も地元が仙台で、被災を体験し、この十五年間、被災地で地方議員、国会議員として関わってきた者の一人として、今日は是非、米谷会頭には、今の現在地、そして国への御要望ということについて、私からも改めて承りたいなと思って参りました。
昨日、私、福島の南相馬に参りまして、スタートアップの企業の皆様からの御意見、あるいは被災された地元の住民の皆様との意見交換会、そ…
この発言のページ
- (上の発言)
484米米谷春夫大船渡商工会議所会頭
ありがとうございます。
私どもは、先ほど申し上げたとおり、一番念願とするのが、いわゆる道路網、これが一つ。もう一つがILCの実現ということであります。
実情の御理解を更にいただきたいといいますのは、今岩手県の人口が百二十万人を割りました。この被災した三陸沿岸の十二の市町村を合計しても人口は十九万人しかいないわけです。岩手県の約二割だけがこの沿岸の十二の市町村、八割は内陸の方に集中しているわけであります。もちろん内陸も人口は減ってはおりますけれども、その三倍が、被災地の人口が減っているということであります。
先日、あるところのデータを見ておりましたらば、赤字企業というのが、岩手県の場合は三三・七%が赤字企業なんですね。東北でワーストワンなんですね。東北六県の中で一番赤字企業の比率が高いのが岩手県の三三・七パー。全国平均が二三・八パーですから、圧倒的に岩手県の赤字企業が多い。そして、岩手県には、上場するような企業、いわゆる大企業と言われるのは五十社しかないんですよ。全国で九九%が中小企業と言われていますけれども、岩手県の場合には限りなく一〇〇%に近い、中小企業がほとんど占めているわけでありまして、この中小企業が赤字に苦しんでいる、人口が大幅に減っている、そういうようなことなわけでありまして、特にも被災地に対するいろいろな投資を政府としていろいろとお考えになっていただければ大変ありがたいと思っていますし。
この中小企業への支援、やはり全国的には景気も緩やかな上昇ということを言われていますけれども、私はこれは大企業の話だと思っているんです。大企業には内部留保もたくさんございますし、輸出産業というところは特にいいわけです。
ところが、ほとんど九九%以上を占める中小企業は、この緩やかな上昇というのは一体どこの話なんだろうかと思うぐらいに大変深刻な状況にあると思っておりまして、特にも地方の中小企業ですね。首都圏はまだインバウンドとかいろいろな需要がありますから、ところが、地方の中小企業こそ、今先生方に目を向けていただければ大変ありがたいと思っております。
485
庄子賢一(中道)
都市部の大企業はもちろん大事ですけれども、地方部の中小企業、そこに多くの雇用がありますので、ここを支えていくことが極めて重要ということは、本当に御指摘をいただいたとおりだというふうに思っておりまして。
今おっしゃった道路のお話は、実はお隣の武田市長に、ちょっと教育の問題と違って恐縮なんですが、教育がいわゆる国家百年のインフラだとすれば、道路網はやはり、日常生活や物流、経済、救急医療といった、人々の命にも関わる大事なインフラになると思うんですね。
岩手県は、御案内のように、北海道を除いては都府県で一番大きな面積があります。四国四県に匹敵するような広大な…
この発言のページ
486武武田哲滝沢市長
ありがとうございます。
このインフラに関しては、やはり東日本大震災を経験したときに特にも強く思っていることは、このような大きな災害が起きたときには、港と港をつなぐこと。例えば秋田港と宮古港をつなぐ、これは横軸の、災害が起きたときにしっかりと連携できるような、そういった道路網というのはやはり必要だというふうに思っています。
しかし、我が市も、国道四号線、四十六号線、それからあと二八二ですか、二百八十二号線、三つの国道が走っています。そのときに、少しでも車の移動を楽にするためにということで、盛岡以北のバイパスを造っていただきたいというような話はしています…
この発言のページ
487
庄子賢一(中道)
貴重な御意見、ありがとうございます。
やはり何事も優先順位をしっかりつけるということが大事だという御指摘かと思いました。加えて、港と港を結ぶということが非常に震災のときなんかも重要でした。今も、そういう意味でいうと、ウエストラインと言われますが、石巻と新庄、酒田、この細いところを結んだらもっといろいろな経済効果が生まれるよという御指摘なんかもありますので、よく我々も、全ての道路を一律に全部同時進行でというのは無理ですので、何が東北地方にとって優先的に進められるべきインフラ整備なのかということはよく考えさせていただき、また、現場の首長の皆様から御意見を賜…
この発言のページ