有田芳生 (中道改革連合)

2026年6月24日・第221回国会 衆議院 法務委員会 第22号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 38 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

そう思います。

先ほども、最初にお伝えしましたけれども、再審法の審議も含めてなんだけれども、今度の日野町事件の、恐らく近く出る結末も含めて、検察とは一体何なのという国民の一般の疑問がやはり広がっていると今思うんですよね。

私は、さっきも言いましたけれども、佐藤刑事局長も含めて、これまでずっとおつき合いしてきた検察の幹部あるいは一般の検察官なんかも、こんな人たちがそんなひどい取調べをやるとは思えないから、だから何でこんなことが起きるんだろうかということで、今日取り上げる問題でいえば、当時、片山隼君のお父さん、お母さんは、検察が不起訴処分を僅か二十日後に、運転手さんを釈放してから十日後に不起訴処分、つまり二十日で不起訴になったことについて、当時、東京地検に連絡を取っているんですよ。どういうことですかというふうに聞いたところ、当時の地検は、教える義務はないという返事なんですよ。

このことは、当時、毎日新聞が社会面で大きく報道して、私も関わっていたテレビ番組などでも連日のように、片山隼君事件ということで、お父さん、お母さんは署名を集める、そして、そのダンプカーの運転手さんに対しては、第二検察審査会に審査を請求して、業務上過失致死で在宅起訴がされて、ひき逃げ容疑は不起訴だったんだけれども、先ほど刑事局長がおっしゃったように、東京地検は禁錮二年を求刑、東京地裁は禁錮二年執行猶予四年になるんです。

当時の警察も検察もですけれども、例えば、現場の目撃証言を捜すというようなことをやっていないんですよ。誰がやったかというと、隼君の葬儀があって、千人集まったんですよね、千人の方が集まって、その参加者一人一人を調べて、御両親が、第一発見者が誰かということを特定をして、その方から話を聞き、そして、毎朝、その事故があった時間に通行する車をお父さん、お母さんが止めて、一台一台止めて、息子が亡くなった事故について目撃した人はいませんかということで、四人の目撃証人が出てきて、そして第二東京検察審査会への審査が請求されて、先ほど刑事局長がおっしゃったような結論が出たんですよね。だから、警察も検察も現場を調べて目撃証言などを捜していない、御両親の努力だったんですよ。

当時、テレビなどでも、ワイドショーなどでも連日のようにそのことが報じられていたんだけれども、そういう出来事に対して、繰り返しますけれども、御両親に対して、東京地検は、教える義務はない、そのことを取材をした毎日新聞の記者が、事件を担当した副検事、その後、東京区検道路交通部副部長になられるんですけれども、記者が、当人の、責任ある検事さんに意見を聞いたら、答える立場にはないという返事なんですよね。

何度も繰り返しますけれども、息子さんを失った御両親に対して教える義務はない、そのことを取材している記者に対して答える立場にない、こういうことがあるから、やはり検察に対する不信感というのはずっと広がってきて、再審法の問題でもそうですけれども、こんなことでは駄目だと思うんですよ。だから、もっと丁寧に、説明できるところまでは説明をしていくのが、やはり今後も含めて検察のしかるべき対応だと思うんですが、いかがでしょうか。

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