自由民主党の谷川とむです。
本日は、高市総理出席の下、刑事訴訟法の一部を改正する法律案、いわゆる再審法改正について、本会議に引き続き、本委員会でも質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。十分という短い限られた時間でございますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
本再審法改正の究極の意義を一言で表すならば、無辜の人を一日も早く救済し、刑事司法に対する国民の信頼を回復することだと考えております。
また、再審制度については、三審制の下での確定判決による法的安定性の観点も重要であります。制度が悪用され、安易な裁判のやり直しにより真犯人が処罰を免れるような事態も防がなければなりません。さらに、犯罪被害者や御遺族、関係者に寄り添った法改正でなければならないと考えております。
言うまでもなく、我が国は三審制を採用しております。被告人には、第一審、控訴審、そして上告審という三度にわたる審理を受ける機会が保障されています。
再審制度が最後の救済手段であるならば、私は、そもそも再審を必要とする事案を生まない努力こそが最も重要ではないかと考えています。そのためには、誤判の発生を最大限防止するために、捜査段階から公判段階に至るまで、制度、運用の両面について不断の検証と改善を重ね、真相解明機能を強化していくことこそが、まさに刑事司法に求められる基本的な姿勢ではないかと考えますが、高市総理の御見解をお伺いをいたします。
136佐佐藤淳法務省刑事局長
お答えいたします。
先ほど申し上げたとおり、検察当局においては、無罪判決等があった場合には、捜査、公判活動の問題点を検討し、必要に応じて問題意識を共有して、反省すべき点については反省して、今後の捜査、公判の教訓としているところでございまして、先ほど御指摘のあった厚生労働省の局長の事件につきましても、一審で無罪判決があった後、これが一審で確定いたしまして、その後、検証を行って公表したという経緯があったものと承知しております。
事案に応じて、そのような対応をしているということでございます。
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137
井戸まさえ(国民)
生きているうちに救済をする、この理念を実現するために、しっかり私たちも修正を求めながらやっていきたいと思っています。
終わります。ありがとうございます。
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138井井上英孝(維新)
これより内閣総理大臣出席の下、質疑を行います。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。谷川とむ君。
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- (上の発言)
139
谷川とむ(自民)
自由民主党の谷川とむです。
本日は、高市総理出席の下、刑事訴訟法の一部を改正する法律案、いわゆる再審法改正について、本会議に引き続き、本委員会でも質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。十分という短い限られた時間でございますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
本再審法改正の究極の意義を一言で表すならば、無辜の人を一日も早く救済し、刑事司法に対する国民の信頼を回復することだと考えております。
また、再審制度については、三審制の下での確定判決による法的安定性の観点も重要であります。制度が悪用され、安易な裁判のやり直しにより真犯人が処罰を免れるような事態も防がなければなりません。さらに、犯罪被害者や御遺族、関係者に寄り添った法改正でなければならないと考えております。
言うまでもなく、我が国は三審制を採用しております。被告人には、第一審、控訴審、そして上告審という三度にわたる審理を受ける機会が保障されています。
再審制度が最後の救済手段であるならば、私は、そもそも再審を必要とする事案を生まない努力こそが最も重要ではないかと考えています。そのためには、誤判の発生を最大限防止するために、捜査段階から公判段階に至るまで、制度、運用の両面について不断の検証と改善を重ね、真相解明機能を強化していくことこそが、まさに刑事司法に求められる基本的な姿勢ではないかと考えますが、高市総理の御見解をお伺いをいたします。
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高市早苗(自民)内閣総理大臣
刑事司法は、基本的人権の保障を全うしつつ、事案の真相を解明し、刑罰法令を適正かつ迅速に適用実現するという極めて重要な役割を担っております。
刑事司法がこうした役割を適切に果たしていくということのためには、おっしゃるとおり、まずもって捜査や通常審が十分に機能するということが重要です。まさにそうした観点から、これまで、証拠開示制度の拡充、被疑者国選弁護制度の導入、取調べの録音、録画の導入、情報通信技術の進展への対応など、様々な法整備が進めてこられました。
安全、安心な国民生活を実現するため、刑事司法がその機能を十全に発揮できるよう、制度、運用の両面につい…
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谷川とむ(自民)
ありがとうございます。
誤判がなければ冤罪も生まれません。冤罪を生まない三審制の実現に向けた取組も総理を先頭に引き続き進めていただきますように、よろしくお願いいたします。
冤罪はあってはならない、みんながそう思っているはずです。しかし、非常に残念ながら、冤罪事案が存在してまいりました。近年においても再審無罪が確定した事案があり、とりわけ袴田事件は、国民の刑事司法に対する信頼に大きな問題提起を行った事案であったと考えます。
今日も、袴田巌さんのお姉さんである袴田ひで子さんも傍聴に来られています。昨日は参考人、そして我が党の党の部会でもお越しいただきま…
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平口洋(自民)法務大臣
お答えいたします。
刑事司法制度がその機能を適切に発揮するためには、国民の皆様の信頼に支えられることが極めて重要でございます。
近時、とりわけ検察に対する国民の不信が非常に強いということは私も痛感しており、委員の御指摘は重く受け止めなければならないと考えております。
法務省としては、近時の再審無罪事件における様々な指摘を真摯に受け止め、その反省の下で、再審制度が非常救済手続としてより適切に機能するよう、本法律案を提出させていただいたところであります。
その上で、刑事司法制度に対する国民の信頼を確保するためには、再審制度のみならず、捜査や通常審に関…
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